シーズンの準備
立山初滑りを終えて、いよいよ今シーズンのバックカントリースキーの開幕といきたいところです。
しかしまだまだ山の雪は少なく、自然雪でオープンしているスキー場も北海道ぐらい。
とりあえずいつ雪が降ってもよいように準備だけはしておかなければ。
ということで、立山の帰りに白馬のラッピーで、ニューテレマークブーツを購入。
いままで履いていたスカルパT3が、購入してからまる5年経過し、プラスチックの経年劣化が心配になってきたので新調しました。
T3の後継としてT4も考えましたが、T3のようなローカットで柔らかいブーツでファット板を履いた場合、板に負けてしまう感がある。
それで、ミドルカットでT3よりも硬いT2ecoにしました。
今までローカットブーツと革靴しか履いたことがないので、慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、これまでよりキレのある滑りを追求できればと思います。
でも、春のザラメ雪の場合は、やはりローカットの柔らかいプラスチックブーツか革靴、そして軽いステップ板で軽快にいきたいですね。
それから、私が持っている雪崩ビーコンPIEPS DSPの最新ファームウェアが、ver6.2から8.2にバージョンアップしました。
このバージョンアップによって、解析スピードのアップ、各社ビーコン新機種への対応などが追加されたようです。
この作業は一般には購入店を通してやってもらうことができますが、日数がかかります。
私がこのビーコンを購入したバックカントリー穂高は、本州唯一のPIEPSアップデートセンターなので、直接店頭に行って、手数料3150円を支払えば、10分ぐらいでやってもらえます。
これも立山の帰りにしてきました。
アップデートすると起動時にバージョンが8.2と表示されます。
アップデートの詳細についてはバックカントリー穂高のブログをご覧下さい。
GPSもGPSMAP62SJに買い替えました。
1年間使っていたOregon450TCはタッチパネルで操作はしやすいのですが、どうも電池の寿命が短く、低温だとそれが極端になり、行動中に電源が落ちてしまうことも。
これではホワイトアウトになった時など、いざという時に役に立ちません。
実際にそういうケースが先シーズンは何度かありました。
それで MAP62SJを選びました。
Oregon450TCよりもMAP62SJの方が山では有利な点についても、バックカントリー穂高のブログにまとめてあります。
TOPO10M plus日本地形図もインストール済みです。
そして、ソウルスライドも発売されました。
年1回発行の日本唯一のテレマークスキーの専門誌です。
この雑誌が発売されると、いよいよだなと気分が高揚してきます。
付録にDVDも付いていて、ヒロ師匠の華麗なBCクロカンの滑りが映像を観ることができます。
年々、道具がハード化するテレマークスキーですが、間違った方向に進んでいるように思います。
BCクロカンは不安定かもしれませんが、ヒールフリースキーがもつ本来のよさが味わえると思います。
革靴とはまた違う面白さがあるように思います。
年の瀬が近づき、気温が下がってくると、ワクワクしてきますね。
今シーズンも安全に楽しく、テレマークスキーでのバックカントリースキーを楽しみたいと思います。
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