ハセツネ2011:装備編
今回のハセツネで準備した装備や食糧についても報告しておきます。
バックパックで背負ったのは以下の装備です。
ハセツネ当日の天気が悪いということなので、防寒・防雨対策をしっかりしなければならない。
私は山屋ですので、山の装備に対してはつい慎重になってしまいます。
しっかりしたゴアテックスの雨具を選んでしまいました。
雨具に加えて、レスキューシートも入れて、食糧も多めに持つとなると、いつものグレゴリーのルーファスでは全装備を収容できない。
ということで、使用するバックパックはグレゴリーのミウォック22としました。
夜間走行用のヘッドライトには、ジェントスのヘッドウォーズHW-777H(200ルーメン)、ハンドライトにはジェントス閃 325(150ルーメン)を使用。
明るさ的には問題なく、新品電池でゴールまで保ちました。
予備のヘッドライトとしてブラックダイヤモンドのストームも持って行きました。
ハンドライトはモンベルのリストバンドを用いて腕に固定しました。
自分のサイズには大きめのリストバンドを買ってきて、ヘッドライトと腕の間をかみさんに縫ってもらいました。
これで手はフリーになり、ストックも持てます。
これはなかなかよかったです。
ストックは超軽量のシナノのトレランポールを使用しました。
最後のラストスパートでは左手にポール2本を持ったまま走りました。
水は2リットルにエレクトロライトショッツを溶かしたものをハイドレーションに、そしてコカコーラ500mlのペットボトルを持って行きました。
レース前1週間はカフェイン断ちをしていたので、コーラの炭酸とカフェインは元気回復に役立ちました。
第2関門に着く前に残っっていた水を一気に飲み干しましたが、500ml程度は残っていたと思います。
ちょっとガボガボになりました。
食糧は、前半で食べるものとして赤飯握り5個を、中盤以降用にジェル12袋分をソフトフラスクに入れて持って行きました。
ただ、赤飯握りは4個までしか食べられず、後半は胃が受け付けなくなりました。
ジェルはハニースティンガーはどうも胃がもたついてしまい、自分には合わないと思いました。
一方、パワージェル(グリーンアップル味)はよかったです。
これはカフェイン入りで、後半での元気回復にも役立ちました。
でもジェル3袋分ぐらいは残ってしまいました。
アミノバイタルゼリー2個は重たかったですが、リフレッシュにはよかったです。
アミノバイタルプロを数時間おきぐらいに飲んでいました。
ベスパプロも2袋持って行きましたが、1袋しか飲みませんでした。
他にもジェルブラスト1袋とオーガニックグミ1袋も持って行きましたが、結局食べませんでした。
結果的に食糧は多く持って行きすぎたものと思います。
当日着用した衣類等は下の写真にあるものです。
一番下のアンダーには、定番のファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ、防寒のために、ファイントラックのアームカバーと、スマートウールのニーウォーマーも着用しました。
キャップは雨が降るとのことなので、ゴアテックスのものを着用。
自分のペースの目安を知るために、心拍計も着用しました。
結果的に、スタート後はあまり雨には降られず、気温も高かったので、雨具や手袋は使用しませんでした。
シューズはモントレイルのバッドロックを履きました。
それから、ひじょうに助かったのはニューハレのテーピングテープです。
9月に富士宮のATCでニューハレの芥田さんから直接テーピング講習を受けていたことが大変役立ちました。
背中、腸脛、ハムストリング、膝、脹ら脛、足首にテーピングしまくり。
このおかげでこれらの箇所に痛みが出てもなんとか走り抜けられました。
今回初めて参加して、完走にはどれくらいの水と食糧が必要かわかったので、来年参加する場合はだいぶ軽量化ができるものと思います。
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