あづみの公園と大町山岳博物館
表銀座縦走は予備日を含み4日の予定でしたが、3日で下山したので、その予備日(7月29日)を観光にあてました。
朝から小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、まず国営アルプスあづみの公園に行きました。あずみの公園は大町・松川地区と堀金・穂高地区の2箇所があり、1回の入園料で両方に行くことができます。入園料は大人400円、小人80円で、大人と小人でだいぶ差があります。昨年は大町・松川地区に行ったので、今回は堀金・穂高地区に行ってみました。
広さと遊具の多さは大町・松川地区の方が上に思いました。ここはオオルリシジミの自生地らしく、食草のクララが刈られずに保護されています。実はクララとその種子につくシャープマメゾウムシは私が院生の頃からの研究材料です。そのため、マメゾウムシの卵がクララのさや上についているのを発見すると思わず嬉しくなりました。クララは全国的に希少な植物になりつつあり、安定した調査地を見つけるのに苦労しています。ただし、ここは国営の保護区のため、ここで調査となると手続きが面倒かもしれません。
あづみの公園の近くには、NHKの朝ドラ「おひさま」のロケ地があります。ついでなので、そこにも行ってみました。主人公が小学生の時のそば畑の風景です。
見学後は穂高駅に戻って、バックカントリー穂高の太田さんに無事下山の挨拶。ついでにパタゴニアの長袖Tシャツ6000円をゲットしてしまいました。よいものは長く持つので、多少値が張っても、元が取れます。
昼食は穂高駅から国道に出たところにあるネパールインド料理のカトマンズで取りました。ここはカレーの辛さが選べて、私は最も辛い激辛としました。辛党としては特に問題ありませんでした。地元で行きつけのインド料理屋よりナンもカレーも美味しかったです。ナンはおかわりができるのですが、おかわりしなくても十分にお腹いっぱいになりました。
午後は大町山岳博物館へ。特別展で「世界のライチョウとニホンライチョウ」をやっていました。付属園にはカモシカなどの日本在来の動物が飼育されています。自然以外にも登山装備や登山の歴史なども展示されており、登山を趣味にしているならば1度は行くべき所です。
翌日からは娘が冬にお世話になっている栂池スキー学校のちびスペサマーキャンプです。白馬方面へ移動します。ゆーぷる木崎湖で入浴して、八方第5駐車場で車中泊となりました。
Comments
下山後も楽しんで来ましたね!
うちも休みをくれればなぁ~(^^ゞ
Posted by: コウヘイ父 | August 10, 2011 10:14 PM
予定より早く下山できれば、遊べますよ。
でも無理をしないで。
山でのんびりとするのもよいですから。
Posted by: マメゾウムシ | August 11, 2011 03:03 PM