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May 23, 2011

毛勝三山の猫又山

先週の土曜日は毛勝三山の猫又山を滑ってきました。天気予報では天気は下り坂とのことで、山頂まで行けるか不安でしたが、なんとか天気が持ってくれました。日帰りでは今シーズン一番のロングルートでした。かなり疲れましたが、その分、充実感のあるスキー山行となりました。以下、報告です。

【山域】毛勝三山 猫又山
【場所】富山県

【日時】2011年5月21日(土)

【メンバー】CIMAさん、ナベさん、マメゾウムシ
【天 気】曇り
【コースタイム】南又林道除雪最終地点4:44〜南又発電所5:18〜最終堰堤6:40-6:57〜コル10:23-10:35〜猫又山11:23-11:55〜コル12:11〜最終堰堤13:00-13:18〜南又発電所14:18-14:33〜駐車地点15:03

4時に北陸道有磯海SAでCIMAさんとナベさんと合流して、魚津ICで高速を下り、南又林道へ。やがて通行止めの看板に進路が塞がれる。ここが駐車地点である。CIMAさんによると、昨年よりも800m程手前になっているとのこと。

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スキーを担いで猫又谷への林道を進む。テレブーツを履いて歩ける距離ではないので、トレランシューズ持参で助かった。歩き始めて35分で南又発電所を通過。

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途中、林道を行き過ぎて、猫又谷から外れて引き返すロスがあったが、2時間ほどで猫又谷の最終堰堤に到着した。

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目指す猫又山が見える。下の写真の中央の雪渓が猫又谷で、一番上がコル。そこから左へ登ったところが、山頂である。猫又谷は壁のように見える。上部はかなりの斜度があるようだ。しかし、天気はよくない。今にも雨が降り出しそうだ。気温が高めで雪が緩んでくれているのはよいのだが。

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最終堰堤からはシール登高。デブリの跡があちこちにあって、雪面はデコボコ。雪が多い分、雪崩も頻発だったようだ。帰りの滑走が思いやられる。このあたりからナベさんが遅れ気味になる。お腹の調子がよくないようだ。やがて小雨が降り出した。今日は山頂まで行けないという不安がよぎる。

ナベさんの調子が悪いので、猫又谷の右俣と左俣の出合からは、私とCIMAさんとでとりあえず右俣のコルまで行くことにする。斜度が急になるので、クトーをスキーにつける。コルの手前は40度以上はあろうか、緊張する。今日は雪が緩んでいるからよいが、クラストしていたならば滑落の危険のある箇所だ。

110521r0011040 CIMAさん撮影

コルに近づくにつれて、ガスが出てきて、視界が悪くなった。スリルのあるキックターンを繰り返しながら、最終堰堤から4時間かけて無事コルに到着。風はなく、小雨も止んでいた。これならば山頂まで行けそうである。一瞬、ガスが切れて、剣岳の姿が見えた。

P5210237

毛勝三山は剣岳の前衛なので、剣岳が圧倒的な姿で聳える。一瞬であったが、なかなかの眺めであった。

コルから山頂までは雪が2箇所ほど切れていたので、その部分ではスキーを脱いだ。途中にライチョウのメスを見かける。コルから45分ほどで山頂に到着。山頂では釜谷から登ってきた登山者3人と一緒になった。

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20分ほど休憩してから、シールを外して滑走に入る。途中2箇所でスキーを外したが、コルまでは10分で戻ることができた。

ここからが40度を超える急斜面である。直線的な猫又谷が奥まで見下ろせる。

P5210241

雪は緩んでいるので、大丈夫だろう。まずはCIMAさんがドロップ。

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次に私もドロップ。

110521r0011055 CIMAさん撮影

斜面の凹凸が激しいが、我々の技術ならば問題はなかった。あっという間に急な箇所を滑り降りてしまった。右俣と左俣の出合あたりで、なべさんと合流。あとは緩斜面を下るだけだが、デブリ跡や縦溝の凹凸が激しいので、なるべくフラットなところを選んで滑る。

登りにあれだけ時間がかかった斜面も、スキーならばすぐであった。無事、最終堰堤に到着。

P5210243

ここからはスキーを担いで、長い林道歩き。ただ歩くのもったいないので、行きに目星をつけた山菜を採りながら下る。ナベさんはテンカラ竿を出してみたが、アタリはなかったようだ。以下がこの時に取れた山菜。タラの芽、イタドリ、ふきのとう、コゴミが収穫。

Sansai

3時に駐車地点に到着した時は、もうクタクタ。前日にあまり寝る時間もなかったことも響く。帰りは3人で北山鉱泉で汗を流し、解散となった。

今回は天気がよくないながらも、山頂に立ち、長距離滑走ができたことは幸いであった。今シーズンでもっともハードな山行であり、かなりの充実感が得られた。さすがは「ハイグレード山スキー最新ルート集」に紹介されているエリアだけはある。

予定では翌日に毛勝山を単独で行くつもりでしたが、これだけ疲れると翌日の行動にも影響する。翌日に悪天が予想されることもあり、このまま帰宅することにした。と言っても、とてもその日に帰るこ余力はなく、小矢部川SAで早朝まで寝てから帰路についた。毛勝山は来シーズンにぜひ挑戦したい。

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Comments

あの雪の条件での急斜面がクリアできれば、立山雄山からの滑走も大丈夫だと思います。
私は、段々とエスカレートして行くのが恐いので、自重しようと思ってますが。

Posted by: CIMA | May 23, 2011 09:29 PM

それではチャンスがあれば、雄山山頂からチャレンジしてみます。
富士山も吉田大沢かな。

Posted by: マメゾウムシ | May 24, 2011 08:28 AM

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