May 25, 2011
May 23, 2011
毛勝三山の猫又山
先週の土曜日は毛勝三山の猫又山を滑ってきました。天気予報では天気は下り坂とのことで、山頂まで行けるか不安でしたが、なんとか天気が持ってくれました。日帰りでは今シーズン一番のロングルートでした。かなり疲れましたが、その分、充実感のあるスキー山行となりました。以下、報告です。
【山域】毛勝三山 猫又山
【場所】富山県
【日時】2011年5月21日(土)
【メンバー】CIMAさん、ナベさん、マメゾウムシ
【天 気】曇り
【コースタイム】南又林道除雪最終地点4:44〜南又発電所5:18〜最終堰堤6:40-6:57〜コル10:23-10:35〜猫又山11:23-11:55〜コル12:11〜最終堰堤13:00-13:18〜南又発電所14:18-14:33〜駐車地点15:03
4時に北陸道有磯海SAでCIMAさんとナベさんと合流して、魚津ICで高速を下り、南又林道へ。やがて通行止めの看板に進路が塞がれる。ここが駐車地点である。CIMAさんによると、昨年よりも800m程手前になっているとのこと。
スキーを担いで猫又谷への林道を進む。テレブーツを履いて歩ける距離ではないので、トレランシューズ持参で助かった。歩き始めて35分で南又発電所を通過。
途中、林道を行き過ぎて、猫又谷から外れて引き返すロスがあったが、2時間ほどで猫又谷の最終堰堤に到着した。
目指す猫又山が見える。下の写真の中央の雪渓が猫又谷で、一番上がコル。そこから左へ登ったところが、山頂である。猫又谷は壁のように見える。上部はかなりの斜度があるようだ。しかし、天気はよくない。今にも雨が降り出しそうだ。気温が高めで雪が緩んでくれているのはよいのだが。
最終堰堤からはシール登高。デブリの跡があちこちにあって、雪面はデコボコ。雪が多い分、雪崩も頻発だったようだ。帰りの滑走が思いやられる。このあたりからナベさんが遅れ気味になる。お腹の調子がよくないようだ。やがて小雨が降り出した。今日は山頂まで行けないという不安がよぎる。
ナベさんの調子が悪いので、猫又谷の右俣と左俣の出合からは、私とCIMAさんとでとりあえず右俣のコルまで行くことにする。斜度が急になるので、クトーをスキーにつける。コルの手前は40度以上はあろうか、緊張する。今日は雪が緩んでいるからよいが、クラストしていたならば滑落の危険のある箇所だ。
コルに近づくにつれて、ガスが出てきて、視界が悪くなった。スリルのあるキックターンを繰り返しながら、最終堰堤から4時間かけて無事コルに到着。風はなく、小雨も止んでいた。これならば山頂まで行けそうである。一瞬、ガスが切れて、剣岳の姿が見えた。
毛勝三山は剣岳の前衛なので、剣岳が圧倒的な姿で聳える。一瞬であったが、なかなかの眺めであった。
コルから山頂までは雪が2箇所ほど切れていたので、その部分ではスキーを脱いだ。途中にライチョウのメスを見かける。コルから45分ほどで山頂に到着。山頂では釜谷から登ってきた登山者3人と一緒になった。
20分ほど休憩してから、シールを外して滑走に入る。途中2箇所でスキーを外したが、コルまでは10分で戻ることができた。
ここからが40度を超える急斜面である。直線的な猫又谷が奥まで見下ろせる。
雪は緩んでいるので、大丈夫だろう。まずはCIMAさんがドロップ。
次に私もドロップ。
斜面の凹凸が激しいが、我々の技術ならば問題はなかった。あっという間に急な箇所を滑り降りてしまった。右俣と左俣の出合あたりで、なべさんと合流。あとは緩斜面を下るだけだが、デブリ跡や縦溝の凹凸が激しいので、なるべくフラットなところを選んで滑る。
登りにあれだけ時間がかかった斜面も、スキーならばすぐであった。無事、最終堰堤に到着。
ここからはスキーを担いで、長い林道歩き。ただ歩くのもったいないので、行きに目星をつけた山菜を採りながら下る。ナベさんはテンカラ竿を出してみたが、アタリはなかったようだ。以下がこの時に取れた山菜。タラの芽、イタドリ、ふきのとう、コゴミが収穫。
3時に駐車地点に到着した時は、もうクタクタ。前日にあまり寝る時間もなかったことも響く。帰りは3人で北山鉱泉で汗を流し、解散となった。
今回は天気がよくないながらも、山頂に立ち、長距離滑走ができたことは幸いであった。今シーズンでもっともハードな山行であり、かなりの充実感が得られた。さすがは「ハイグレード山スキー最新ルート集」に紹介されているエリアだけはある。
予定では翌日に毛勝山を単独で行くつもりでしたが、これだけ疲れると翌日の行動にも影響する。翌日に悪天が予想されることもあり、このまま帰宅することにした。と言っても、とてもその日に帰るこ余力はなく、小矢部川SAで早朝まで寝てから帰路についた。毛勝山は来シーズンにぜひ挑戦したい。
May 19, 2011
立山で滑りまくり
みくりが池温泉泊で立山に行ってきました。
【山域】立山
【場所】富山県
【日時】2011年5月14日(土)〜15日(日)
【メンバー】CIMAさん、コージさん、マメゾウムシ
【天 気】5/14 曇り時々雪、5/15 晴れ
【コースタイム】5/15 室堂9:17~弥陀ケ原13:24
1日目は天気予報では晴れだったのですが、朝1番の高原バスで室堂に着いたら曇り。稜線はガスの中でした。
しばらく、今晩の宿であるみくりが池温泉で待機。しかし一向に天気はよくならない。
全く滑らないのももったいないので、軽装で雷鳥沢近辺で滑ることにした。
まずは山崎カール方面の斜面を登って滑る。ガリガリだが、3人ともなんとか滑ることができる。硬いゲレンデ斜面といったところだ。
次にCIMAさんと私で大走りの急斜面に挑戦。転けるとやばいが、問題なく滑走。2時間ほど練習してみくりが池温泉へ戻った。
宿の部屋に入るとなんとかむるーぷすのご主人とばったり。ツアーガイドとして、お客さんと金曜日から入山していたとのこと。当然ながら宴会に突入。よく飲んでしまいました。
翌日は見事な快晴。やや飲み過ぎで体が重め。
まずは一ノ越方面に行く予定でしたが、予定変更で室堂から弥陀ケ原に下りながら、途中良さそうな斜面を滑ることにしました。CIMAさんとかむるーぷすご主人にいただいたお酒で荷物が増量。ちょっと荷が重い。
まずは室堂山の斜面を空身で1本。まだ硬めでした。
次に天狗岳山荘の手前から、空身で国見岳に登って滑走。雪も緩んできてよい感じで滑れました。これで前日に稜線から滑れなかった欲求不満が解消です。
剣岳もよく見えます。
アルペンルートを見下ろしながら移動。
弥陀ヶ原の手前でもう1本空身で滑走。その前に稜線から立山カルデラ方向をのぞき込むと、迫力のある眺め。
弥陀ヶ原に13時24分に到着。今日は何回も登り返してよく滑りました。
13時45分発のバスに乗り込み、美女平駅へ。ケーブルカーにもすぐに乗り込むことができ、比較的スムーズに立山駅に到着。
帰りは亀谷温泉で汗を流し、富山の回転寿司で腹を満たし、帰宅しました。
May 10, 2011
蓮華温泉から木地屋へ(蓮華温泉周辺BCスキー4日目)
4日目(5月6日):蓮華温泉から木地屋へ
【天 気】 快晴
【コースタイム】蓮華温泉7:58〜ヤッホー平8:52〜栂平9:54〜白池11:32〜木地屋車デポ地点12:13
最終日は木地屋へ下るだけなので、遅めの6時に起床。この日も快晴で、4日間とも天気に恵まれた。木地屋までは10年ぐらい前に1度下っているのだが、まったく記憶が残っていない。小屋によると弥兵衛川のスノーブリッジが危ないということなので、ヤッホー平までは林道を行くことにする。
出発前に眺めた雪倉岳には、一昨日起きたであろう大きめの雪崩の跡が見える。右側の稜線付近から誘発されている。
歩き出す前に3人で記念撮影。3人とも別行動ばかりなので、貴重なショット。
栂平まではシールを付けたまま進む。食糧の分は軽くなっているが、テント装備が入ったザックはそれなりに重い。途中、ブナの木にキツツキの仲間のアオゲラを目撃する。
栂平には小高い丘が目の前に見えた。下の写真の白い筋の部分を登るのが正式なツアーコースだった。先行者が登っているのが見える。あんなに登り返したっけと疑問に思い、我々はシールを外して、そのまま林道を進んでしまった。
ここでしっかりルートを確認しなかったのが失敗だった。白池までは歩きの多い単調なルートとなってしまった。唯一滑走らしかったのは、八丁坂のカーブをショートカットしたところだろうか。まあそれでも林道通しに行けば、木地屋に出るのも確かである。
ウド沢を渡ってしばらく行くと、白池に出た。まだ水面は凍っているようだ。
この先でツアーコースと合流。傾斜が出てきてようやく板が滑り始めた。あとはカーブをショートカットしながら滑れば、木地山まではそう遠くなかった。
車デポ地点の林道は3日前よりも雪解けが進んでいて、駐車地点よりもだいぶ上まで雪が無くなっていた。そのため、到着したときには、一瞬、車がないと焦ってしまった。Kさんが私の後すぐに到着し、だいぶ遅れてM先輩が到着した。
栂池高原スキー場までもう1台の車の回収を行い、みみずくの湯で汗を流した。あとは食事をして解散となった。
最終日にツアーコースを忠実にたどれなかったのは残念だったが、天気に恵まれて雪倉岳と朝日岳の両方に登頂し、大斜面を滑走できたのは大変よかった。ひじょうに充実したスキー山行であった。今シーズンは雪が多いので、まだしばらくは滑れそうである。
May 09, 2011
朝日岳スキー(蓮華温泉周辺BCスキー3日目)
3日目(5月5日):蓮華温泉から朝日岳往復
【天 気】 快晴
【コースタイム】蓮華温泉5:51〜兵馬ノ平6:14〜瀬戸川鉄橋6:41〜ひょうたん池付近7:33〜白高地沢左俣横断8:17〜白高地沢右俣源頭横断9:24〜稜線11:02〜朝日岳11:35-12:00〜瀬戸川鉄橋12:51-13:07〜兵馬ノ平13:44〜蓮華温泉14:43
4時半に起床して、テントの外に出ると、雲1つない快晴。今日は前日の雪倉よりも長丁場になるため、早めの朝食を取った。
Kさんは前日の雪倉の疲れが残っているため、天狗の庭までゆっくり往復の予定。M先輩は最初からハードなツアーを考えていないため、近場でスキーの予定。ということで、朝日岳は単独で行くことになった。
6時前に出発する。蓮華温泉ロッジの前で、テント場の奥の小屋の周りで幕営していたパーティーのメンバーと少し話しをする。なんとテレマーク関西講習会でお見かけしたことのある人たちが含まれていた。後でわかったことだが、去年、野伏ヶ岳の山頂で出会ったどうちゃんさんもいたそうだ。彼らは白馬大池に登り返し、金山沢を滑って猿倉へ下山するそうだ。
カチカチのバーンを前日に通過した鉄橋まで慎重に滑る。瀬戸川に落ちることもなく、無事に鉄橋を渡り切ると、シールを付けて長い登りに入る。
途中までは前日と同様に赤布の指標通りに進む。7時ぐらいから雪が緩み始めた。木が少なくなってきたあたり、おそらくひょうたん池近くから、白高地沢の左側の台地を進む。斜面をキツネが走っている。前日滑った雪倉の斜面を眺める。
結構、雪崩のデブリがある。前日滑った時にはなかったので、その後、スキーヤーが誘発したものだろう。規模も小さく、おそらく点発生による湿雪のドロドロとした遅い雪崩だろうから、スキーヤーには回避できるものと思われる。しかし急斜面では用心は必要だろう。気を引き締めていくことにする。
朝日岳方面のシュプールは雪倉岳に比べるとだいぶ少ない。おそらく前日には10人も入っていないだろう。
白高地沢の二俣の上部で左俣を横断し、右股の源頭部を横断する。後には誰も来ていない。今のところ、ここには自分1人しかいないようだ。朝日岳の山頂を見上げる。ここからがいよいよ朝日岳への本格的な登りとなる。風も雲もない。快晴で暑いぐらいである。
やや急な斜面を登り切ると平らな台地に出る。湿雪でシールが濡れたためか、スライドに抵抗がかかる。シールワックスを塗って、シールに染みこんだ水分も落とした。その後は、シールの滑りがスムーズになった。
その先は急斜面である。キックターンを繰り返しながら高度を上げていく。急斜面に取り付いてから1時間ほどだろうか、斜面の左側から稜線に出た。あとは稜線沿いに登っていく。山頂直下で白馬岳から縦走中の登山者と出会う。親不知方面へ縦走を続けるようだ。この登山者が鉄橋から先で出会った唯一の人であった。
山頂部分のみ雪が付いていなかった。多少風があるが、大変穏やかな天候である。
剣岳が見える。頸城山塊もはっきり見える。
12時の交信を済ませてから、滑走に入る。他の2人はのんびりとしているようだ。
まずは急斜面の滑走。適度な緩みで快適な滑りであった。あっという間に高度が下がる。後にはしっかり自分のシュプールが残っている。今日は大斜面を独り占めであった。ただ少しはギャラリーがいてもよかったかなと思う。格好が付けられない。まあそんなことは気にせず、独り占めの大斜面を思いっきり楽しんだ。
下降は基本的に往路を戻るのであるが、前日のシュプールを利用させてもらった。こちらの方が効率よく鉄橋に滑って行けそうだからである。下部は湿雪でブレーキがかかるが、特に問題はなかった。山頂から1時間もかからずに鉄橋に到着。やはりスキーの醍醐味はこのスピードであろう。標高差は1250mであった。
後は、前日も通ったしんどい標高差300mの登り返しである。ヒーヒー言いながら兵馬ノ平に40分ほどで到着。
雪が無くなっているところには、水芭蕉が咲き始めていた。
兵馬ノ平を横断し、最後のブナ林をさらに登り返すと、夏のキャンプ場に出る。
前日と同じぐらいの時間にテント場に戻り、別行動の2人に出迎えられた。早速ビールで乾杯。雪倉岳に引き続き、朝日岳も登頂できて嬉しい限りで、お酒が進む宴となった。
May 08, 2011
雪倉岳スキー(蓮華温泉周辺BCスキー2日目)
2日目(5月4日):蓮華温泉から雪倉岳往復
【天 気】 晴れ時々曇り
【コースタイム】蓮華温泉7:01〜瀬戸川スノーブリッジ7:49-8:07〜雪倉岳11:19-11:39〜北側大斜面滑走〜瀬戸川鉄橋12:51-13:10〜兵馬ノ平13:42〜蓮華温泉14:41
前夜は小雨が降ったりして天気に若干の不安を感じたが、朝起きたら、雲はあるが晴れており、雪倉岳がきれいに見えていた。
今日は3人のペースが違うということで、それぞれの判断で行動することにする。パーティーとしては問題があるかもしれないが、3人ともリーダー経験は豊富で、自分の行動には責任が持てる。今日の行動は長丁場になると予想されるので、むしろそれぞれのペースで行く方がベターであるという判断である。
まだ硬めの朝のバーンを出発する。雪倉に向かう人は多い。おそらく先行者の後をみんなが追ったためか、瀬戸川まではシールを付けずに、1時間弱ほど強引なトラバースで進む。ガイドブックでは兵馬ノ平まで下りてから登り返してとなっていた。
スノーブリッジは沢が空いているところがあり、少々怖かったが、問題なく渡れた。
ここからシールを付けて、いよいよ本格的な登りとなる。先行者が続いているのが見える。ここからはお互いの位置は毎時0分に無線で連絡し合うということで、3人それぞれのペースで行くことにする。
いきなりの急登であるが、調子よく登っていく。先行者をごぼう抜きしていく。M先輩ははるか後方に、Kさんとの差も開いていく。M先輩からはその後、途中までで引き返すと連絡が入った。
2回ほど急登を登り切ると、山頂が見えてきた。
最初に登頂したと思われるスキーヤーが滑走しているのが見える。ここから山頂まではまだしばらく時間がかかった。山頂では多くのスキーヤーやボーダーが休んでいた。
少々風が強く、雲も出ていたが、周囲の山が見渡せた。
Kさんは、まだだいぶ下のようである。山頂でおじさんスキーヤーが北側の斜面が広くてよいと言っていた。確かに往路は斜面が狭く、登ってくる人もいる。何パーティーかが北側に回り込んだので、私もその後を追う。山頂付近はクラスト気味であった。登って来た斜面を見下ろす。
確かに北側は大斜面である。人もあまりいない。雪質も良好なザラメである。そこにシュプールを刻む。前日と違い、軽装なので軽快に滑れる。
問題はシュプールも少ないので、ルートファインディングが重要になることだろう。今日は天気がよいので問題ない。下部になると水分の多い雪となり、スキーにブレーキがかかる。そのような状態では内足に重心を乗せて滑る。
ある程度下ると、白高地沢が見えてくる。そこを東側に回り込むと、朝日岳へ向かうルートと合流する。ここまでは視界が悪いと結構やばいところである。やがて赤布の指標が出てきて、それを追って下ってくと瀬戸川の鉄橋に出た。
この時点で13時前、山頂からの標高差は1430mほどで、1時間ちょっとかかった。この時点でM先輩はすでにテントサイトに戻っており、Kさんはまだ山頂手前であった。
ここから蓮華温泉までは標高差300mの登り返しである。鉄橋からの取り付きは急で、雪が崩れていていやらしい。シールで登ろうとするがスリップしてしまった。変な落ち方をすれば、水量の多い沢に落ちてしまうところであった。気を引き締めて2度目の挑戦。なんとか登ることができた。急斜面を30分ほど登り返すと、兵馬ノ平に出た。夏ならば湿原となるところである。兵馬ノ平を通過し、ブナ林の斜面を登り返すと、夏のキャンプ場に出た。そこからテントサイトまではすぐであった。この行程は翌日の朝日岳の偵察になった。
テント場に戻ると、M先輩がテントの中でくつろいでいた。Kさんは14時に登頂し、17時にテント場に戻ってきた。大変疲れた様子で、お疲れ様でした。
May 07, 2011
栂池自然園から蓮華温泉へ(蓮華温泉周辺BCスキー1日目)
GW後半は、蓮華温泉をベースに雪倉岳と朝日岳に登頂し、大斜面を滑走してきました。入山中は天気に恵まれて、大変充実したツアースキーができました。以下、その報告です。
【山域】白馬 雪倉岳・朝日岳
【場所】新潟県
【日時】2011年5月3日(火)~6日(金)
【メンバー】Kさん、M先輩、マメゾウムシ
【装 備】テレマーク2名、ATスキー1名
1日目(5月3日):栂池自然園から蓮華温泉へ
【天 気】 晴れのち曇り
【コースタイム】栂池自然園駅9:50~天狗原11:24-12:28~振子沢滑走~蓮華温泉13:56
前夜に、道の駅小谷で山岳会のメンバー2名と合流。朝に1台の車を木地屋の蓮華温泉への林道除雪終了地点にデポし、それから栂池高原スキー場へ向かう。下山日にはスキー場の営業は終了しているので、車は第2駐車場に置いた。
8時半ぐらいにゴンドラに乗車し、ロープウエィを乗り継いで栂池自然園駅へ。恒例の注意事項の説明を聞いてから外に出ると、すでに大勢のスキーヤー・ボーダー・登山者が出発準備をしていた。
天気はよい。我々もスキーにシールを付けて出発する。厳冬期と同じく成城小屋からの小尾根に取り付いて、天狗原へ登っていく。テントや4日分の食糧・酒が入ったザックは重く、肩に食い込む。
急斜面の登りになると、M先輩が遅れ気味になる。Kさんもゆっくりと登っている。途中で1回休憩を取る。最後の急斜面を登り切って、私が最初に天狗原に到着。やがてKさんが到着。だいぶ遅れてM先輩が到着した。久しぶりの重荷にかかわらず、それほど息が上がらずに登ることができた。普段のトレーニングの成果かもしれない。
白馬乗鞍にはアリの行進のように人の列が続いていた。今日の入山者はかなり多そうだ。
天狗原でゆっくり休んだ後は、振子沢への滑走に入る。右にフスプリ山へのルートを見ながら、振子沢に入る。重荷での滑走であるが、なんとかテレマークターンで滑れる。ただターンごとにザックによって体が揺らされるのはきつい。
最初は広いバーンであったが、やがて沢は狭くなり、振り子のような滑りになる。途中から中ノ沢へのトラバースに入る。標識がたくさん付けられているので迷うことはない。中ノ沢へ出て、滑り降りていくとやがて硫黄臭がしてくる。そこから蓮華温泉への林道までは比較的近かった。
林道をそのまま左に行くと、蓮華温泉に到着である。
テント場は夏場の駐車場であった。駐車場の大部分は雪に覆われているので、テントは雪の上に張ることになる。幕営料は1人1日300円。公衆トイレは使えるようになっていて、水も出る。4日間、快適なテント生活ができそうだ。
小屋でビールを購入して、早速、宴会に突入。今日は小屋への宿泊者はかなり多いようだが、テントは10人ぐらいだろうか。フクロウの鳴き声がよく聞こえる静かな夜であった。
May 02, 2011
乗鞍岳も途中撤退
前日に北ノ俣で破損したビンディングはその日のうちにブンリンで直りました。このまま帰るのはもったいない。ということで、急遽、松本から近い乗鞍岳へ行くことにしました。
【山域】乗鞍岳
【場所】長野県
【日時】2011年4月30日(土)
【メンバー】マメゾウムシ
【天 気】晴れ後曇り、森林限界以上は強風
【コースタイム】三本滝駐車場6:51〜大雪渓下のトイレ9:02-12〜三本滝駐車場9:45
前日は、三本滝の駐車場トイレが閉鎖していたため、乗鞍観光センターの駐車場で車中泊しました。星空で明日の天気が期待できそうでした。
6時半に三本滝に着くと、すでに出発しようとしている人たちがいました。
雪が緩むもう少し遅い時間帯に出発するのがベターですが、我慢できずに私も出発することにします。
ゲレンデを登り、スカイラインを横断し、ツアーコースの入り口へ登っていきます。先行者を次々と追い越し、1時間半で位ヶ原へ出ました。このあたりから天候が急変し、強風となりました。ここで引き返すスキーヤーもいましたが、とりあえずもう少し登ってみることにします。
大雪渓下のトイレに近づくと、肩の小屋あたりまで登ったスキーヤーがあきらめて下りてきていました。風が強すぎて、これ以上進むのは無理です。私も山頂はあきらめて、トイレから滑走することにします。何人かのスキーヤーも同様にトイレの小屋の陰で滑走準備をしていました。
ツアーコースまではアイスバーンを滑っていきます。緩斜面なので問題はないです。
ツアーコースに入ると風もなくなり、一転して穏和な条件になりました。雪の状態もゲレンデのようでした。次々とスキーヤーやボーダー、そして登山者が登って来ます。その間を軽快に滑り降りていきます。
あっという間にゲレンデに出ました。スカイラインを1カ所横断すると、三本滝前のゲレンデで、多くのスキーヤー・ボーダーがTバーを利用して、滑りやジャンプを楽しんでいるのが見えました。その横を軽快に滑り下りて、駐車場着。往復3時間弱でした。
山頂には行けませんでしたが、滑ることはできたので、これでよしとします。今回の不完全燃焼は、4月3日からの蓮華温泉ツアーで晴らしたいと思います。
携帯には、日本山岳会から以下の緊急大荒れ情報が入っていました。
「北アルプスでは稜線で平均30m/s前後の非常に強い風雪となっており、特に立山・剣・薬師方面では激しい降雪となっております。また、北アルプス南部でも平均25m/sを超える暴風雪となっています。今後、気温が上昇するため、上部でも次第に雨に変わるものの、今夜初めにかけて風は非常に強い状態が続き、断続的に強い雨が降るでしょう。湿雪雪崩、ブロック崩落、暴風雪・暴風雨による行動不能・低体温症、沢の増水等に十分ご注意ください。」
ビンディングが壊れたために北ノ俣から下山したのは、不幸中の幸いだったかもしれません。
May 01, 2011
北ノ俣から緊急下山:ボレーのスイッチバックが破損
4月29日に予定通り単独で、薬師岳へ向かって飛越トンネルから入山しましたが、初日に緊急下山してきました。
理由は、テレマークのツアービンディングであるボレーのスイッチバックのロッドが折れたためです。
場所は、北ノ俣避難小屋の手前、林道上に車を駐車した地点から5時間ほど登ったところでした。
急にブーツがビンディングから外れました。
見てみると、右板のビンディングの右側ロッド部分がネジのところから折れていました。
なんとか針金とダクトとテープで応急処置をして、ブーツをビンディングに固定できるようにしました。
これでなんとか歩けますが、この状態ではとてもテレマークターンなどできません。
仕方はありませんが、緊急下山としました。
アクシデント発生が10時25分でしたので、下山できる時間が十分にありました。
天気は曇りで小雪が舞っていましたが、比較的穏やかだったのも幸いでした。
これが遅い時間、あるいは暴風雪の中や、ラッセルをする状況だったならば、遭難につながっていたかもしれません。
無理な滑走は針金が切れる可能性があったので、下りはシールを付けたまま滑走しました。
飛越トンネルまで2時間15分で下り、林道は直滑降で行けるので、シールを外して滑りました。
雪が無くなってからは、フキノトウを取りながら、14時13分に駐車地点に無事到着。
電話が通じるところで、松本のブンリンに連絡。
修理できるということなので、そのままブンリンに直行。
破損した部分のパーツの交換で修理は済みました。
ブンリンのご主人によると、前日にもスイッチバックで同様な件があったそうです。
そのお客さんは御嶽山でロッドが折れたそうです。
スイッチバックユーザーは気を付けた方がよいと思います。
原因で思いあたることは、ツアーモードでの滑走のような気がします。
ツアーモードでの滑走はロッドの部分に無理な力がかかるのかもしれません。
シールをつけていたとしても、滑走がある場合は、面倒でもスキーモードにした方がよいかもしれません。
コースタイム:有峰林道駐車地点5:38〜飛越トンネル6:31-38〜寺地山9:38〜北ノ俣避難小屋手前のアクシデント発生地点10:25-11:04〜寺地山11:35〜飛越トンネル13:19-31〜駐車地点14:13
































































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