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May 09, 2011

朝日岳スキー(蓮華温泉周辺BCスキー3日目)

3日目(5月5日):蓮華温泉から朝日岳往復

【天 気】 快晴
【コースタイム】蓮華温泉5:51〜兵馬ノ平6:14〜瀬戸川鉄橋6:41〜ひょうたん池付近7:33〜白高地沢左俣横断8:17〜白高地沢右俣源頭横断9:24〜稜線11:02〜朝日岳11:35-12:00〜瀬戸川鉄橋12:51-13:07〜兵馬ノ平13:44〜蓮華温泉14:43

4時半に起床して、テントの外に出ると、雲1つない快晴。今日は前日の雪倉よりも長丁場になるため、早めの朝食を取った。

Kさんは前日の雪倉の疲れが残っているため、天狗の庭までゆっくり往復の予定。M先輩は最初からハードなツアーを考えていないため、近場でスキーの予定。ということで、朝日岳は単独で行くことになった。

6時前に出発する。蓮華温泉ロッジの前で、テント場の奥の小屋の周りで幕営していたパーティーのメンバーと少し話しをする。なんとテレマーク関西講習会でお見かけしたことのある人たちが含まれていた。後でわかったことだが、去年、野伏ヶ岳の山頂で出会ったどうちゃんさんもいたそうだ。彼らは白馬大池に登り返し、金山沢を滑って猿倉へ下山するそうだ。

カチカチのバーンを前日に通過した鉄橋まで慎重に滑る。瀬戸川に落ちることもなく、無事に鉄橋を渡り切ると、シールを付けて長い登りに入る。

途中までは前日と同様に赤布の指標通りに進む。7時ぐらいから雪が緩み始めた。木が少なくなってきたあたり、おそらくひょうたん池近くから、白高地沢の左側の台地を進む。斜面をキツネが走っている。前日滑った雪倉の斜面を眺める。

P5050199

結構、雪崩のデブリがある。前日滑った時にはなかったので、その後、スキーヤーが誘発したものだろう。規模も小さく、おそらく点発生による湿雪のドロドロとした遅い雪崩だろうから、スキーヤーには回避できるものと思われる。しかし急斜面では用心は必要だろう。気を引き締めていくことにする。

朝日岳方面のシュプールは雪倉岳に比べるとだいぶ少ない。おそらく前日には10人も入っていないだろう。

白高地沢の二俣の上部で左俣を横断し、右股の源頭部を横断する。後には誰も来ていない。今のところ、ここには自分1人しかいないようだ。朝日岳の山頂を見上げる。ここからがいよいよ朝日岳への本格的な登りとなる。風も雲もない。快晴で暑いぐらいである。

P5050200

やや急な斜面を登り切ると平らな台地に出る。湿雪でシールが濡れたためか、スライドに抵抗がかかる。シールワックスを塗って、シールに染みこんだ水分も落とした。その後は、シールの滑りがスムーズになった。

その先は急斜面である。キックターンを繰り返しながら高度を上げていく。急斜面に取り付いてから1時間ほどだろうか、斜面の左側から稜線に出た。あとは稜線沿いに登っていく。山頂直下で白馬岳から縦走中の登山者と出会う。親不知方面へ縦走を続けるようだ。この登山者が鉄橋から先で出会った唯一の人であった。

山頂部分のみ雪が付いていなかった。多少風があるが、大変穏やかな天候である。

P5050203

剣岳が見える。頸城山塊もはっきり見える。

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12時の交信を済ませてから、滑走に入る。他の2人はのんびりとしているようだ。

まずは急斜面の滑走。適度な緩みで快適な滑りであった。あっという間に高度が下がる。後にはしっかり自分のシュプールが残っている。今日は大斜面を独り占めであった。ただ少しはギャラリーがいてもよかったかなと思う。格好が付けられない。まあそんなことは気にせず、独り占めの大斜面を思いっきり楽しんだ。

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下降は基本的に往路を戻るのであるが、前日のシュプールを利用させてもらった。こちらの方が効率よく鉄橋に滑って行けそうだからである。下部は湿雪でブレーキがかかるが、特に問題はなかった。山頂から1時間もかからずに鉄橋に到着。やはりスキーの醍醐味はこのスピードであろう。標高差は1250mであった。

後は、前日も通ったしんどい標高差300mの登り返しである。ヒーヒー言いながら兵馬ノ平に40分ほどで到着。

P5050210

雪が無くなっているところには、水芭蕉が咲き始めていた。

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兵馬ノ平を横断し、最後のブナ林をさらに登り返すと、夏のキャンプ場に出る。

P5050211

前日と同じぐらいの時間にテント場に戻り、別行動の2人に出迎えられた。早速ビールで乾杯。雪倉岳に引き続き、朝日岳も登頂できて嬉しい限りで、お酒が進む宴となった。

蓮華温泉から木地屋(蓮華温泉周辺BCスキー4日目)に続く

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Comments

蓮華温泉から朝日岳のルートは、比較的静かで良さそうですね。
最後の登り返しが無ければ最高なんでしょうけど。それがあるから、人が少ないのかな。
蓮華温泉の露天風呂には入りましたか?

Posted by: CIMA | May 08, 2011 at 09:42 PM

雪倉もよかったですが、朝日岳を独り占めもよかったですよ。
あの天気の良さで、あの大斜面で誰もいないなんて信じられないことです。
ただ、雪倉よりも遠く時間がかかるのと、視界不良時にはルートがわからなくなる可能性があることが敬遠される理由と思います。
雪倉でさえ、時間切れで登れなかった人が結構いるようです。

残念ながら露天風呂には入りませんでした。
テント泊まりだと、1度落ち着いてビールを飲んでしまうともう動けません。
今度は小屋泊まりでのんびり湯治もよいかなと思います。

Posted by: マメゾウムシ | May 08, 2011 at 11:05 PM

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