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February 22, 2011

黒姫山東尾根・妙高前山滝沢尾根

先週末は黒姫山の東尾根と妙高前山の滝沢尾根を滑走しました。
以下、報告です。

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1日目(黒姫山 東尾根)

【山域】黒姫山
【場所】長野県

【日時】2011年2月19日(土)

【メンバー】CLマメゾウムシ、コージさん
【天 気】 晴れ
【コースタイム】黒姫高原スノーパークリフトトップ9:19〜旧ゲレンデトップ10:19-26〜稜線12:01〜東尾根小ピーク12:15-51〜1396m台地付近13:28〜黒姫高原スノーパーク駐車場14:15

黒姫山東尾根は去年のてれまくりの際に滑走したところ(去年の記録)。あの時のパウダーを忘れられずに再び来ました。

前夜は黒姫野尻湖PAで車中泊でした。8時半のリフト運行開始時間よりだいぶ早く黒姫高原スノーパークに着きました。

リフト2基を乗り継いでトップへ。リフト1回券は350円で合計700円です。今回はバックカントリーで初めて、センター96mmのファット板(カルフ・ストームBC)とGEKKOのシール(Freeride)、そしてツアービンディング(G3タルガアッセント)を試します。

閉鎖された旧ゲレンデを登っていきます。去年と比べると新雪量は少なく、カリカリのクラストの上に薄いパウダーが乗っている感じ。ラッセルは比較的楽なのですが、最初から急斜面の登りは、汗が噴き出します。新しい道具でも特に支障はありませんでした。

前回は4時間近くかかりましたが、今回は3時間弱で登頂。晴れていて眺めがよいです。我々の他には単独のテレマーカーと山スキーヤーが1名ずついました。

Kurohime1 Kurohime2

昼食を食べて東尾根を滑走開始です。ちなみに夏道のついている尾根を東尾根と呼ぶ場合もあるようです。我々が向かうのはピークから真東にある1396m台地です。

雪は湿雪で重い。それでもターンができないほどではない。今回はGPSにルートを入れてきたので、樹林帯でも問題なし。

途中で結構スキーヤーやボーダーに会う。山頂では一緒でなかったのに、どこから来たのだろうか。おそらく我々より後に着いて、別な所を滑って追いついたのだろう。

1396m台地付近のブナ林はなかなか見事でした。木の間隔的にもブナはよいです。

Kurohime3

1396m付近では、去年のてれまくりでミニツアーを引率して下さった黒姫テレマークスクールのイントラにお会いしました。この後のルートをアドバイスしていただきました。

しばらく尾根沿いに行って沢へ下りる。この辺りになるとカリカリのクラストの上に薄いパウダーが乗った状態で滑りにくい。。沢には穴が空いているところが多いので、慎重に高度を落として、沢を渡る。あとは沢の左岸を行くと、去年のミニツアーで行った場所へ出ました。そこからはすぐにスキー場でした。

雪はいまいちでしたが、まあ悪くはないツアーでした。

今晩の宿はてれまくりの時にも泊まったペンション森のシンフォニーです。地ビール、日本酒、ワインとよく飲みました。

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2日目(妙高前山 滝沢尾根)

昨晩はよく飲みましたが、よい目覚めです。特別に7時から朝食にしてもらい、赤倉観光リゾートスキー場の8時半のリフト運行開始時間に間に合うように出発しました。

ゴンドラとリフト1基を乗り継いでゲレンデのトップへ上がります。ゴンドラ券は1000円、リフト券は400円の計1400円でした。リフト降り場では、バックカントリーへ出るスキーヤー・ボーダーが準備していました。登山者もいました。

急斜面を1時間20分登れば、前山山頂でした。一番乗りでした。

Maeyama1

昨日登った黒姫山が見えます。

Maeyama2

軽く休んで滝沢尾根の滑走開始です。最初は妙高本峰を背後に細い尾根を慎重に滑ります。

Maeyama3

前日のものか、シュプールだらけで、荒れ気味の斜面でした。樹林帯に入ると適当な広さの斜面になり、自由に滑ることができます。ここのブナ林も結構よいです。

Maeyama4

湿雪でしたが、結構いい感じで滑れました。ただし、途中で低木に足を取られて転倒し、危なく足を捻るところでした。

左側に沢を見ながら滑り、1000m付近で沢を渡ります。行き過ぎると沢には滝や堰堤が出てきます。スキーを付けたまま対岸を少し登り返して、トラバースしていくともうスキー場でした。あとは駐車場まで一滑り。お昼前に終了のお手軽なバックカントリーでした。

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Comments

お手軽な所には人が集るものですね。
その中でも黒姫山は人が少ないほうなのかも。
新しい、スキーとシールの調子はいかがでした?

Posted by: CIMA | February 22, 2011 04:30 PM

板の重さは多少感じるものの、いつもと変わらない感じで、ハイクアップと滑走ができました。
ただしファットの利点を発揮できたかどうかはよくわかりません。
底なしのフカフカじゃないとわからないのかな?
気温が高かったこともあり、G3タルガアッセントの切り替えレバーは動きました。
シールも特に不安感はありませんでした。

Posted by: マメゾウムシ | February 22, 2011 05:50 PM

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