クニマスの再発見
「環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが、京都大学の中坊徹次教授らのグループの調査で分かった。生息の確認は約70年ぶり。国のレッドリストで絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めて。環境省は今後、レッドリストの記述を見直す方針だ。
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田沢湖で絶滅する5年ほど前、放流用にクニマスの卵が10万粒、西湖に運ばれた記録がある。このとき放流されたものが繁殖を繰り返し、命をつないできたとみられる。」(asahi.comより)
西湖でのクニマスの再発見は驚きです。
クニマスが絶滅する前に卵が田沢湖から西湖に放流されていた。
だが、その当時行っていたその場所固有な本来の生態系をまったく考慮しなかった放流が、ブラックバスなどの外来種を増やし、日本の湖沼の固有種を駆逐させてしまったことも肝に命じるべきである。
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