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November 21, 2010

立山初滑り

今シーズンの初滑りを立山でしてきました。
決して雪が多いとは言えませんが、入山日の朝まで降った雪のおかげでパウダーを堪能できました。
さい先のよいシーズンのスタートを切れました。

【山域】立山
【場所】富山県
【日時】2010年11月18日(木)〜20日(土)
【メンバー】マメゾウムシ・コージさん
【天 気】 11/18 雪のち晴れ、11/19 晴れ、11/20 晴れ
【コースタイム】
11/18 立山駅9:40→室堂ターミナル11:10〜みくりが池温泉11:30-12:00〜雷鳥平12:30〜(雷鳥荘下の斜面で滑走練習)〜雷鳥荘15:30〜みくりが池温泉16:00
11/19 みくりが池温泉7:41〜雷鳥平8:05〜剣御前小屋10:14-10:45〜(剣沢滑走)〜剣沢2650m地点大岩10:48-11:00〜剣御前小屋11:24-11:45〜(雷鳥沢滑走)〜雷鳥平12:05-12:32〜雷鳥荘12:59〜みくりが池温泉13:09
11/20 みくりが池温泉7:30〜室堂ターミナル7:50-7:55〜一ノ越8:53-9:30〜室堂山荘付近9:45〜(滑走繰り返し)〜室堂山荘付近11:25〜室堂ターミナル11:45→立山駅13:47

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1日目(11月18日)

前日の夜にコージさん拾って大阪を出発。例年ならば悪天による富山側の高原バスの運休のリスクを考慮して信州側から入山するのであるが、今回は天気予報から大丈夫だろうと考えて富山側から入山することにした。交通費もプレ40周年キャンペーンで4割引で、運休するリスクよりも安さと楽さに負けてしまった。

ところが北陸は雨。深夜に立山駅に着いたが、雨はやまずに降り続いていた。朝には雨は止んでいたが、山は雪にちがいない。これから日中にかけて天気は回復するだろうし、小降りだったから大丈夫だろういう楽観的な気持ちで支度をして、ケーブルカー乗り場へ向かった。しかし始発の高原バスは運休が決定してしまった。降雪と視界不良で安全確認に時間がかかっているようである。9時半になってもなんのアナウンスもなく、不安に思っていたところ、「高原バスの運行が再開された」という放送が入った。よかった。早速切符を買ってケーブルカーに乗り込む。平日でもあり、天気が悪かったこともあり、入山者は多くなかった。

室堂に着いたのは11時。視界不良である。とりあえず宿泊先のみくりが池温泉に向かう。雪はそれほど深くはないが、軽い粉雪である。これは期待できそうである。

Imgp1374

視界がわるいため、一ノ越方面へ行くことは止め、雷鳥荘下の斜面で滑走練習をすることにした。斜面はまだ滑られていないためきれいである。まずはみくりが池温泉の上の遊歩道から浄土沢へ滑り込む。雪が軽くふかふかでスプレーが上がる。底なしではないが、なかなかのパウダーである。そのまま浄土沢を雷鳥平へ回り込む。

雷鳥平からは雷鳥荘へハイクアップして、荷物を置いて空身で滑ることにする。雪も安定していて雪崩の危険性はなさそうである。天気も回復してきて、雄山も見えてきた。

Imgp1376

シュプールがまだ付いていない斜面を選んでおいしくいただいた。最高の雪であった。雷鳥沢を登り出すスキーヤー・ボーダーもいる。5本ほど滑って初滑りを終了とする。初日はこの程度がよいのかもしれない。例年だと初滑りは調子が悪く転倒が多いのであるが、この日は転倒はなし。技術が向上したのか、それとも雪がよかったせいなのか。

みくりが池温泉の食事はいつもながらにおいしい。夕日を眺めながらのお風呂もよいし、生ビールも飲めて最高である。同室の写真屋さんは川崎山岳会のOBで、私も川崎の橘山想会出身なので、川崎の山岳会の話で盛り上がった。ただ初日としてはちょっと飲み過ぎた感があった。

Imgp1378

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2日目(11月19日)

この日は雲一つない快晴で、日の出がきれいであった。

Imgp1379

昨年に引き続き、剣御前小屋まで登り、剣沢と雷鳥沢を滑ることにする。みくりが池温泉の朝食はバイキング形式のため、つい取りすぎてしまう。ちょっと体が重いスタートである。そのためか雷鳥平までの滑りで転けてしまった。

雷鳥沢の右岸側の尾根の登りはすでにトレースが付いていた。ラッセルは必要ない。下部はシュプールが多いが、上部はまだきれいである。尾根を登り詰めると、剣御前小屋へのトラバースであるが、岩が出ていて、スキーでの登行を遮る。左側の急斜面に回り込んで上部に抜けたが、いつもながらやらしいところである。

Imgp1381

剣御前小屋の前は風もなく、穏やかであった。剣岳が勇壮な姿を見せていた。

Imgp1382

剣沢は先行者によるシュプールが2本だけ付いていた。そこに3本目のシュプールを小回り気味につけた。上部はクラスト気味であるが、下部はふかふかのパウダーであった。

右から3本目が私のシュプールで、コージさんが4本目のシュプールを付けています。

Imgp1383

Imgp1386

平坦になったところにある大岩から再び剣御前小屋に登り返し、のんびりと昼食タイムとした。もう1本剣沢を滑ってもよかったが、滑りごたえのある雷鳥沢の滑走に備えることにする。雪は安定しているので、シュプールの少ない雷鳥沢の中を滑っても大丈夫そうである。

小屋前からドロップしたが、岩があちこち顔を出している。雪の下にも岩が隠れていて、スキーが悲鳴をあげる。最初は板へのダメージを最小限にするように慎重に下り、大丈夫そうなところから30度以上はある急斜面に大胆に飛び込んだ。部分的にクラストしているところもあったが、おおむねパウダーで板を回しやすく滑りやすかった。途中でコージさんの様子をみるために立ち止まったりしたが、転倒することもなく、あっという間に雷鳥平まで滑ってしまった。昨年は重雪で転倒ばかりだった雷鳥沢だったが、こうも違うものか。自分が滑ったラインを振り返った。

Imgp1387

雷鳥平からは昨日に引き続き雷鳥荘への斜面を登り、14時前にみくりが池温泉へ戻れた。お昼の生ビールセットの時間が14時までなので、迷うことなく注文。白エビの唐揚げと枝豆でコージさんと乾杯。生ビールを飲み干した後は、持参した日本酒でさらに乾杯し、今日の充実感に浸った。

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3日目(11月20日)

最終日はとりあえず一ノ越へ向かう。斜面の状態を見てから、浄土山へ登るか、雄山谷を滑るか、あるいは浄土沢を滑るかを決めることにする。

室堂ターミナルのロッカーに余計な荷物をデポして出発。今日も天気がよいが、風が少しある。雪はややクラスト気味な感じのところはあったが、アイスバーンというほどではなく、特に問題もなく一ノ越に到着した。槍ヶ岳を背景に記念撮影。

Imgp1388

雄山谷は雪が少なく、岩があちこち出ていて快適に滑れる状態ではなかった。浄土山に登って滑ろうと思ったが、上部の雪がクラスト気味なので、快適ではなさそうである。パウダーも晴天が続けば重くなるし、風や日射でクラストしてくるものである。おそらく下部の方がまだ雪がよいだろうということで、浄土沢を滑ることにする。

出だしはクラスト気味で岩を避けながら滑る。雪が柔らかくなってきたところで、調子に乗っていたら、やや重めの雪に板を取られて転倒してしまった。やはり雪は重くなっている。ここからは、重心を軸足(後ろ足)にしっかり乗せながらテレマークターンをすることにする。これならば大丈夫である。コージさんは重雪にやや苦戦しているようであった。

室堂山荘付近まで滑ってくると、ボーダーが遊んでいるなかなかよい斜面があった。部分的に斜度もある。荷物をデポして何本か空身で滑ることにした。部分的にクラスト気味なところはあるが雪は柔らかく滑りやすい。2本目を滑ろうとすると、聞いたことのある声がする。まほろば倶楽部の石木田さんのツアー御一行である。石木田さんは私のテレマークの師匠である。軽く挨拶をし、再び滑り込む。またもや快適な1本であった。コージさんも滑ってきたが、クラスト部分で転倒。雪質が次々と変わるバックカントリーの難しさであろうか。

お昼前に切り上げて、立山駅に下山である。下山後はウェルサンピア立山で汗を流し、帰路についた。シーズン最初のテレマークスキーでこんなに調子よく滑れたのは初めてであった。今シーズンのテレマークスキーはこれまで以上に充実しそうな気がする。

最後に最終日の滑走の動画です。

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Comments

立山、お疲れ様でした。お互い今シーズンのいいスタートがきれました。
みっちゃん、ほんと調子よく、いい感じに滑ってましたね。
私は今回ハイクアップが調子がよく、3日間の行動が出来たことが成果でした。
滑りは今シーズンの課題です。
また、よろしくです!

Posted by: コージ | November 21, 2010 09:19 PM

まずまずのシーズン開幕ですのようでしたね。
私は2年続けて11月の立山に振られていますから、上出来の内容に思えます。
立山の積雪は今一つのように見えます。
今週の上積みに期待したいです。

Posted by: CIMA | November 21, 2010 10:53 PM

コージさんへ

お疲れ様でした。
ハイクアップの調子がよかったのは、息子さんと一緒の山行の成果ではないでしょうか。
また、よろしくです。


CIMAさんへ
今回はうまくあたりましたが、まだ岩が出ているところがあるので、確かにもう一降りほしいところです。
今週末は寒波がくるようですが、そうなると富山側からの入山ができない不安が...
今後の天気予報が気になります。

Posted by: マメゾウムシ | November 21, 2010 11:08 PM

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