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May 07, 2010

鳥海山

昨日は至仏山のムジナ沢を滑りました。
今日は天気が悪いので休養日に。
そのついでに鳥海山の記録をアップします。

【山域】鳥海山
【場所】秋田県・山形県
【日時】2010年4月29日(木)〜5月2日(日)

1日目(4月29日(木))

【メンバー】マメゾウムシ
【装 備】テレマーク
【天 気】 曇り後雪および雨
【コースタイム】祓川6:35〜七ツ釜避難小屋7:50〜舎利坂途中9:00-9:10〜祓川9:30

前日の夕方に大阪を出て、祓川に着いたのは6時。曇りだが、山頂は見える。風は強いが、生暖かく気持ちが悪い。天候の悪化が予想されるので、早速シールをつけて登ることにする。
Chokai1

徹夜運転のハイテンションか、順調に高度を稼ぐ。雪は湿ったザラメ。出発してから2時間ちょっとほどで舎利坂の登りに入る。ここで急にガスが沸いてきて、視界が急激に悪くなる。強風で雪も降ってきた。あっという間に視界は数メートルもなくなった。七高山の山頂までは1時間もかからないところだったが、天候悪化の方が速かった。やむを得ない、ここから引き返すことにする。

シールを外して滑走開始だが、何も見えない。自分のトレースだけが頼りである。こうなると滑っていても面白くない。おまけにホワイトアウトで平衡感覚がおかしくなって、滑っているのだか、止まっているのだかもよくわからない。湿雪でスキーを取られて転けることも。途中、何人かとすれ違ったが、おそらく彼らも下山を決めたことだろう。

下部でようやく視界がよくなってきた。祓川ヒュッテが見えたところで一安心である。大勢の登山者が一斉に引き返しているのが見える。あとはスキーで飛ばしてどんどん追い抜く。祓川の駐車場に着いた頃には暴風雨となり、服も装備もびしょ濡れになっていた。

下山後、道の駅象潟の展望温泉で体を温めた。遊佐のマックスバリューの駐車場でOutside Ski ClubのSさんと会ってしまう。同じく鳥海を滑るとのこと。このところ必ず知り合いと会う山行が続いている。

2日目(4月30日(金))
【メンバー】Yさん、Mさん、マメゾウムシ
【装 備】テレマーク2人、つぼ足1人
【天 気】 曇り時々雪
【コースタイム】滝ノ小屋への林道融雪地点9:30〜滝ノ小屋12:00

翌日は、酒田駅で川崎橘山想会の先輩2名(Mさん・Yさん)と合流。湯の台口へ向かう。滝ノ小屋への林道は自然融雪なのだが、結構下の方から雪がある。ここが駐車地点となり、あとは歩きとなる。

天気は曇り。今日も風は強いが、昨日よりだいぶ冷えている。雪は続いているようなので、私とMさんはシール登行、Yさんはスキーではないので、つぼ足で行く。Yさんは冬に入るための偵察を兼ねているが、冬はスキーでないのはきついと思う。

途中、林道をショートカットしたり、一部でスキーを脱いだりなどして、宮様コースに入る。上部に行くにつれてガスが濃くなり、視界が悪くなる。尾根に忠実に、目印の赤布と先行者のトレースを頼りに進む。途中、空身のボーダーが一人降りていったのには驚いた。ボードしか持っていないのである。

ようやく滝ノ小屋が見えて、一安心。滝ノ小屋はなかなかよい小屋で、布団もある。この日宿泊したのは我々を含めて3パーティー。明日の天候の回復を期待して、乾杯をする。一人ずつ脱落し、最後は私1人となったところで、寝ることとした。

3日目(5月1日(土))
【天 気】 曇り時々雪

天候は前日と変わらないホワイトアウトと強風の朝であった。今日滑って下山する予定だったので、食糧は非常食と行動食しかもうない。下山するか停滞するか迷う。天気予報では回復するはずなのだが。

お昼近くに管理人が上がってきた。暇なので水場堀など手伝った。そのお礼に日本酒をいただく。食糧はひもじいが、停滞することにする。今晩の小屋代は2500円とのこと。食糧事情を言うと、管理人からラーメンとお餅をいただいてしまった。これで食いつなげます。管理人さん、どうも有り難うございます。

1日おとなしくしているのもつまらないので、小屋前の斜面を滑ることにする。上部はアイスバーンでシールが効かなくなったところで、滑走開始。カリカリだがなんとかこなせる。下部はよい感じのザラメで、そのまま小屋の下の斜面まで滑っていった。

この日は結構多くの人が上がってきた。小屋は満員に近い状態であった。

4日目(5月2日(日))
【天 気】 曇り後晴れ
【コースタイム】滝ノ小屋8:00〜行者岳10:15-10:40〜滝ノ小屋11:05-13:00〜林道駐車地点14:05

朝の天候は相変わらずホワイトアウトである。Yさんは冬の偵察も兼ねてアイゼンで6:30に出て行った。テレマークの私とMさんは8時まで様子を見ることとする。

今日はおそらく晴れてくれるだろう。我慢できずに8時前から出発準備を始める。Mさんは小屋の周辺で遊んでいるとのことで、一人で出発することにする。出発するとYさんが下りてきた。河原宿まで行ったが、天気は相変わらずで戻ってきたとのこと。

私は天候の回復を信じて、小屋前の斜面を登る。次第に空が明るくなってきた。おそらくガスは取れるだろう。Yさんも再び登り始めた。急斜面を登り切るとすっかり青空が広がった。行者岳へ向けて進む。
Chokai2_2

今日は最初からクトーをつけてのスタート。アイスバーン気味の斜面にしっかりクトーが食い込んでくれる。雪面は表面霜だらけである。行者岳直下の急斜面では、キックターンを繰り返すのはなかなかのスリルであった。ここで転けたら下まで滑落だろう。

斜度が緩んだところで、行者岳の山頂に到着である。外輪山は強風である。やがて河原宿経由でYさんも上がってきたので、握手を交わす。Yさんはそのまま新山へ向かう。

山頂で風が収まるのを待っていたが、一向に状況は変わらず、寒いので下りることにする。アイスバーンを慎重にターンする。なんとかこなせる。しばらく滑り降りれば、後は快適なザラメである。下は風もなく暖かい。途中で休憩をするも、滝ノ小屋まではあっという間であった。大勢のスキーヤーや登山者が登っていった。

滝ノ小屋でYさんが戻るのを待ってから下山。Yさんは強風のため七高山までしか行けなかったとのこと。下山はスキーとつぼ足のYさんとの差が大きいので、途中で待ちながら往路を下りていった。行きは視界不良で地形さえもわからなかったが、なるほどこんな感じだったのかと下りていく。最後の林道もスキーを脱ぐことなく、駐車地点まで滑ることができた。

アポン西浜で汗を流し、前日ひもじかったので、酒田の栄助寿司で思いっきり寿司を食べた。今日で神奈川へ帰るYさんと別れ、Mさんと月山へ向かうこととする。

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Comments

29日はともかくとして、それ以降も鳥海では天気がパットしなかったようですね。
来年も挑戦ですか。(゚ー゚)
それにしても10日間どっぷりスキーとは。。。私なんぞこの先実現しそうもありません。
後半戦(?)は、まずまずそうな天気のような。火打楽しめそうですね。うらやましい。

Posted by: CIMA | May 07, 2010 01:05 PM

ようやく大阪へ帰ってきました。
今日から平常に戻りましたが、さすがに疲労感が。

鳥海は最終日だけ晴れてくれました。
今度は6月に行ってきます。
東北の山は好きなので、来年も行きたいですね。

火打は下部のヤブがうるさくなっていました。

記録は徐々にアップしていきます。
今週末は名神の集中工事のためおとなしくしています。

Posted by: マメゾウムシ | May 10, 2010 12:18 PM

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