日本雪崩ネットワークアドバンス・セイフティキャンプ
先週は日本雪崩ネットワーク(JAN)の5日間の雪崩講習アドバンス・セイフティキャンプ(ASC)を受講してきました。
2年前に2日間の雪崩講習ベーシック・セイフティキャンプを受講し(報告)、その後のバックカントリー経験の中で、もっと積雪安定性の評価プロセスに習熟しておく必要があるなと思い、参加しました。
参加者は6名でした。
5日間の講師役を務めたのは、エヴァーグリーン・アウトドアセンターのオーナー兼ディレクターであるデイビッド・エンライトさんでした。
カナダ雪崩協会(CAA)のレベル2保持者であり、公認インストラクターでもあります。
流暢な日本語を話し、大変親切丁寧に指導していただきました。
サポート役に徹していた日本雪崩ネットワーク代表である出川さんにもご指導いただきました。
講義だけでなく、実際にフィールドに出て、地形理解やグループマネージメント、および積雪安定性の評価プロセスについて学ぶのですが、帰ってきてからも、その日のまとめや講義などがあり、朝8時から18時過ぎまで拘束されました。
フィールドへの往復はスキーを用いるのですが、初日の雨で雪は悪雪となってしまい、私のテレマークの滑走技術で転倒ばかりで、帰ってきた時には毎日へとへとでした。
おまけに4日目には転倒した際に足首を捻ってしまい、最終日は痛みをこらえての参加でした。
このように私の技術と体力ではハードな5日間でしたが、得たものは多かったです。
弱層の原因になる「こしもざらめ雪」を観察できましたし、ピットを掘って弱層を見つける技術は以前よりも精通できたと思います。
学んだことは、今後のバックカントリーにおけるリスクマネージメントにきっと活かすことができるでしょう。
参考までに5日間の内容を簡単に以下に紹介しておきます。
1日目
講義
雪崩の形成と性質
雪崩地形
積雪安定性に影響する要因
安全行動原則と脊エルフレスキュー
バックカントリーでの移動
屋外でセルフレスキュー訓練(ビーコン捜索)
2日目
バックカントリーツアー(栂池 成城小屋付近)
ルートファインディング、安全行動原則、雪崩地形、スノープロファイルと積雪安定性評価のデモ
セルフレスキュー訓練(ビーコン捜索)
まとめと講義
気象について
3日目
バックカントリーツアー(ヒヨドリ西尾根)
ルートファインディング、安全行動原則、雪崩地形、スノープロファイルと積雪安定性評価
まとめと講義
4日目
バックカントリーツアー(裏ヒヨ 親沢)
ルートファインディング、安全行動原則、雪崩地形、スノープロファイルと積雪安定性評価
まとめと講義
5日目
バックカントリーツアー(八方 押出)
各自による気象、積雪、雪崩の観測




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