伊吹山BCスキー
伊吹山を山頂から滑ってきました。
【山域】伊吹山
【場所】滋賀県
【日時】20010年1月10日(日)
【コース】上野登山口〜3合目〜伊吹山往復
【メンバー】単独
【装備】テレマーク
【天気】雪のち曇り
【コースタイム】上野登山口7:30〜3合目9:20-30〜伊吹山山頂12:00-30〜3合目13:30-14:00〜上野登山口15:00
去年は雪が積もらずまったく滑るチャンスがなかった伊吹山。
今年は年末から西高東低の気圧配置が続いたおかげで、上野登山口からシール登行できるほど十分な積雪がありました。
1合目までの登山道はつぼ足のデコボコと倒木でシール登行に苦労する。
登山道を一部ショートカットして進みました。
1合目からは営業していないピステジャポン伊吹スキー場を進みます。
湿雪で重い。
ここから吹雪き出す。
3合目は強風と吹雪で視界不良。
ここまではトップを進みました。
前日に6合目小屋に泊まったつぼ足の登山者とすれ違いました。
この天候ではと、ホテルの陰ででしばらく様子を見ることにする。
その間に後から登ってきたスノーシューの夫婦とフリートレックの若者に先を行かれる。
10分ほどで風が弱まったので、とりあえず進むことにする。
9合目まで先行者のトレースを追う。
5合目を過ぎると傾斜がきつくなる。
ジグザグ登行で高度を上げる。
視界は不良だが、風は弱くなった。
8合目の上部で、フリートレックの若者に追いつく。
私の目の前で若者のフリートレックのビンディングが外れ、そのまま板が斜面を滑っていった。
その若者はシリセードで板を追って滑っていった。
無事見つかるだろうか。
9合目までは急登で雪もクラストし、滑落の危険が出てきたのでクトーを装着。
雪崩の危険があるのでルンゼの脇を通って山頂に到着。
ガスも晴れて、日が注ぐ。
雲の切れ目からは琵琶湖周辺の山々の絶景が見える。
昼食を取ったら、いよいよ滑走である。
登りの感触からすると、苦労しそうである。
山頂部のルンゼ付近の雪はまあまあである。
フリートレックの若者も板をつけて無事に登ってきた。
次々とスキー、スノーシュー、つぼ足と様々なスタイルの登山者が上がってくる。
クラストした8合目付近の急斜面はキックターンを入れたりしながら慎重に滑る。
またガスで視界が悪くなる。
6合目避難小屋付近まで降りると傾斜も緩まってくるが、湿雪となり重く疲れる。
休みながらゆっくりと滑る。
山頂から1合目までオープンバーンはよいのだが、この雪では...
3合目で大休止。
視界は1合目付近からよくなってきたが、ブレーキがかかる雪。
1合目から登山口まではコースを選べば、滑って滑れないこともないのですが、この雪質では私の技術では怪我をするかもしれない。
そこから登山口までは狭い登山道を板を担いで降りました。
温暖化のためかここ数年積雪量の少ない伊吹山。
今後も温暖化傾向が続くのであれば、伊吹山で滑れる機会はそんなにないかもしれない。
贅沢は言わず、今回はよしとしましょう。
Comments