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February 20, 2009

これからの進化生態学−生態学と進化学の融合−

056817 Peter Mayhew著のDiscovering Evolutionary Ecology(Oxford Univ.Press,2006)が翻訳され、3月19日に出版されます。
私もほんの少しだけ翻訳を手伝いましたので、以下に紹介しておきます。

これからの進化生態学−生態学と進化学の融合−
(ISBN978-4-320-05681-7)
Peter Mayhew 著
江副日出夫・高倉耕一・巖 圭介・石原道博 訳
菊判,280頁,4200円

●内容
 生態学と進化生物学の接点としての進化生態学の様々なトピックスについて,最近の研究成果を織り込みながら概説した本。従来の進化生態学の本とは異なる独自の視点に立って過去の幅広い研究の成果を解説し,各々のトピックや研究同士の関係についてまとめているので,これからの進化生態学研究の展望に関して様々なヒントを提示してくれる。バラエティに富んだ内容のわりには分量が少ないので,進化生態学を専攻する学生や,日常的に自分の専門分野以外の研究に触れることの少ない研究者にとっては気軽に読めてかつその分野の概要を把握することができる良書といえるだろう。[愛称:これ進]
〔原著 Discovering Evolutionary Ecology(Oxford Univ.Press,2006)〕

●目次
第1章 進化学と生態学の接点—シクリッドの種分化を例に
第2章 主要な移行と性の進化
第3章 生物圏の進化と飛行の進化
第4章 生活史の進化
第5章 性比と性配分
第6章 移動分散と休眠の進化
第7章 植物の行動生態学
第8章 進化と個体群動態
第9章 ニッチの進化
第10章 相利共生
第11章 共進化
第12章 種の誕生
第13章 種の絶滅
第14章 大進化
第15章 マクロ生態学
第16章 進化生態学のめざすところ

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