学生の文章能力の無さ
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今日は1日レポートの採点に追われています。
なんとか実験レポートについては全ての採点が終わりました。
今は昨年末に課題を出した生物学IIのレポートを見ています。
毎度ながら学生の文章能力の無さに呆れています。
文学的にうまい文章は期待していません。
論理的に意味が通じればよいのですが、なかなかそうはいきません。
自分の主張を論理的に説明できていないレポートが実に多いです。
これはやはり他大学ですでに行われているように、大学入学直後に、レポートの書き方、さらには講義の受け方、予習・復習の仕方などについてしっかり教えるべきかもしれません。
それは卒論や修論も同じで、4年生あるいは院生になった直後に「論文の書き方」についてしっかり教えるべきだったと今になって反省しております。
ただ、学生はいつまでも教えてもらうだけの受け身の姿勢ではいけません。
最終的には自分自身で問題を見つけ、それを解き明かす能力を身につけなければいけないのです。
少なくとも研究職を目指すのであれば、絶対に不可欠なことです。
理学部生物科学科の生物学IIのレポートに名無しのものが1通ありました。心当たりのある学生は至急連絡してください。連絡がない場合は該当者を未提出者として扱います。
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