« January 2006 | Main | March 2006 »

February 22, 2006

卒硏発表会のプレゼンテーション

昨晩ぐっすり寝たおかげでだいぶ調子が戻りました。
日常生活にはもう支障がありません。

さて、今日の教室会議(旧大阪女子大学のです)で、卒硏発表会のプレゼンテーションが問題になった。

1つは、学生への質問に対して、学生が答えられないと安易に指導教員が答えていた点。発表原稿を読みながら発表している学生も結構いたこと。

前者についてはすでに私もブログで触れているとおり同感である。しかし、原稿については卒論レベルでは読む学生がいてもある程度はやむを得ないと思う。ただ、原稿を読まないで発表するための努力はするべきかもしれない。発表原稿を作ること自体は、話す内容の論理を整理する点ではひじょうに効果的なことであるが、あくまでそのためだけに使うべきである。なお、効果的なプレゼンを行いたいのであれは、国立環境硏の竹中明夫さんの「学会発表の心得など」が大変参考になるだろう。

もう1つ問題にされたのは、一部の学生がアニメーションや漫画などを多用して笑いに走ったことである。ほとんどの教員は望ましくないという意見であった。それによって本質的な内容から聞き手の関心が笑いの方にずれてしまうという理由である。

私はそのような意見にかなりの違和感を感じた。私自身はそのようなプレゼンには特に抵抗も感じず、むしろそれによって興味をもってその学生の発表を聞くことができたように思う。その違いは一部ではそのようなプレゼンへの慣れのせいかもしれない。生態学関係では結構ユーモアの入ったプレゼンをする研究者がいる。また、欧米の研究者によるプレゼンの中にも、結構ユーモアの入ったスライドなどを拝見する。プレゼンにユーモアを入れること自体は、聞き手の興味を引く意味ではかなり効果的なことではないだろうか。特に学会ではたくさんの人が発表するわけで、聴衆は自分が関係する分野の話でなければボーッと聞いているだけのことが多いだろう。今回の卒硏発表会でも全くの分野外の話も聞く必要があるわけで、それぐらいの刺激がないとがんばって聞こうという気になれないのも正直なところである。そのような状況では、ユーモアの入ったプレゼンは聴衆を真剣に聞く気にさせる効果を持つと考えられる。また、そのようなプレゼンは聞き手の印象にも強く残る。そのため、大勢の発表者がいるにもかかわらず、名前を覚えてもらえる可能性が高いという宣伝効果もあるだろう。もちろんこれらは発表の内容があってのことである。ユーモアの入ったプレゼンはむしろ学会発表で推奨すべきことではないだろうか。

ただ、卒硏発表会は学会とは異なり審査の場でもあるので、やはり行き過ぎたユーモアはよくないこともあるかもしれない。今回の発表会ではかなりコテコテ的なユーモアの入ったプレゼンがあったことも事実である。どの程度までのユーモアならば許容範囲かはなんとも言えないが、卒論レベルでもあるし、学生が自主的に作成したものであれば、多少は大目にみてもよいように思う。また、大学が大阪にあり、関西出身の学生がほとんどである以上、学生が笑いに走るのは地域文化的にもある程度は許容してもよいとも思う。プレゼンに個性あるいは研究室の雰囲気が出ることも決して悪いとは思えない。要は研究の内容がしっかり聞き手に伝わったかどうかではないだろうか。

以上、プレゼンに入れるユーモアについて私の考えを述べたが、皆さんはどのようにお考えでしょうか? 
ご意見いただければ幸いです。

本日の主な仕事内容

・教室会議への出席
・卒論添削

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (4) | TrackBack (1)

February 21, 2006

卒研発表会2日目 & お腹に来る風邪

どうやらお腹に来る風邪にかかってしまったようだ。
数日前に娘が食べたものを戻して、病院でそう言われ、昨日はかみさんが吐いてダウン。
昨晩から私もお腹の調子が悪い。
症状は下痢で、少々吐き気があり、寒気もする。
朝食に食パンを2枚食べたが、かえって気持ち悪くなってしまった。

そんな状況で、今朝は娘を保育園に送り、かみさんを病院に送ってから出勤したが、体が結構きつい。
おまけに今日は卒研発表会の2日目である。
午後は自分のところの学生の発表もあるし、座長もしなければならない。
昼食はとても食べられずに、午後の発表を迎えた。

肝心の学生の発表は立派な発表だったかどうかは何とも言えないが、実力相応の発表はしたと思う。
なかには指導教員が学生の代わりに質問に答えたり、質問に答えられない学生にカンペを出したりという行為もあったようであるが、そのような行為に教育的な効果はまったくないと思う。
所詮は卒論レベルなのだから、完璧な話しなどできなくても恥ずかしいことではない。
要は、学生達が1年間一生懸命やったことを、堂々と語ることができればよいのである。
質疑応答で完璧に答える必要もない。
質疑応答の議論の中で、自分の考えが正しいかどうかを確認するぐらいでもよいように思うがいかがだろうか。

今日は他にもしなければならないことがあるのですが、体調が悪いので明日にします。
残念ながら発表会の打ち上げはキャンセルです。
ドタキャンで申し訳ない。

本日の主な仕事内容
・国際シンポの要旨集ファイル修正版の印刷業者への送付
・卒研発表会の聴講および座長

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

February 20, 2006

卒研発表会1日目

今日、明日で卒研発表会が行われる。
今日は物理系、化学系、生化学系の学生による発表が行われた。
雑務が多いのであるが、なんとか午後の発表を聞くことができた。

発表を聞いた全ての学生はPowerPointを使っての発表であった。
修論の公聴会の時と同様に分野的に内容のフォローは厳しいが、プレゼンについてはハイテク機器のおかげでひじょうに良くなっている。
おそらく指導教員もプレゼンにはだいぶ力を入れているのだろう。
私の場合は発表よりもまず卒論を完成させる方に重点をおいているため、プレゼンについてはそれほどやかましく指導はしていない。
基本的にプレゼンの骨子は学生に任せていて、できあがったものをチェックするだけである。

問題はやはり質疑応答で、しっかり自分の行った研究を理解していない学生はまともに答えられない。
それから卒論自体はどうなっているのかである。
最近の学生は文章能力がかなり劣っている。
論文作成は文章能力を磨く貴重な機会でもあるので、学生も指導教員も決して手を抜いてほしくないものである。

明日はいよいよ生態学関係と生理学関係の学生の発表会です。
学生諸君、堂々とした発表を期待しております。

それから卒研生へ注意事項です。
明日の発表会が終わったからと言って、全てが終わったわけではありませんよ。
当然ながら、春休みは卒論を完成させてからです。

本日の主な仕事内容
・生態学会企画シンポに招聘する外国人研究者のスケジュールについてのメールでのやり取り
・卒研発表会の聴講
・卒研発表会のスライドチェック
・卒論の添削
・国際シンポの要旨集ゲラがあがる

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 17, 2006

修論公聴会

午前中に大阪女子大学大学院理学研究科基礎科学専攻の最後の院生による修士論文公聴会がありました。発表者は4名で、1名は生物系ですが、他の3名は化学系でした。生物系の1名は植物生理学です。いずれにしても、内容はだいぶ生態学とは異なっていますので、正直なところ内容のフォローはほとんどできませんでした。ただみんなPowerPointを使っての発表で、プレゼンはそれなりにわかりやすかったものと思います。あとは原稿を読まずに発表できればとよいかなという感想で、修士としては問題ないように思います。

今日も卒論の発表用のスライドチェックをしました。Kさんはほぼ完成ですが、Nさんはまだ大きな改訂が必要です。時間がありませんので、この週末で完成させてください。Kさんはできれば本番は原稿を読まずに発表できるように、しっかり発表練習をしておいてください。

本日の主な仕事内容
・生態学会企画シンポ関係のメールへの返答
・卒硏発表会のスライドチェック
・学部前期入試の説明会への参加
・国際シンポの要旨集印刷の業者決定と依頼

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 16, 2006

卒硏発表の準備も大詰め

卒研生たちは発表会を来週の火曜日に控え、ようやく焦ってきたようです。
もっと早くから準備していれば、こうも追いつめられないだろうにと思うのですが、なぜかそれができない。
いずれにしてもここまで来たら、「たかが卒論」と開き直るぐらいの方がよいでしょう。
この週末は休日返上で頑張ってください。

本日の主な仕事内容
・試験の採点
・ホームページの更新
・卒硏発表会のスライドチェック
・物品の発注と出張伺のポータル画面での入力

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 15, 2006

大学院入試(冬募集)

 大学院入試(冬募集)が本日行われました。
冬募集の試験科目は英語と口述だけです。口述試験はみんな緊張していたようです。彼らが修士論文を仕上げる頃には、自信を持ってどうどうと発表できるようになってほしいものです。もちろんそれには指導教員の指導が重要です。
結果は1週間後に発表です。果たしてどうなることでしょうか。

本日の主な仕事内容
・論文査読の結果の送付
・CNコーダの不具合確認への立ち会い
・大学院入試

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 14, 2006

試練の2週間

今週と来週は大変忙しい2週間となりそうです。
明日は大学院冬募集の入試、来週の月・火は卒研発表会、25日は学部の前期入試、成績の提出は新カリ分が16日まで、旧カリ分が24日までです。
この2週間をはたして無事に乗り越えられるかどうか。

本日の主な仕事内容
・レポート採点
・卒研発表会の要旨の添削
・論文査読

<ブログランキングに参加中です。>
読んだら1クリックをお願いします。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 12, 2006

テレマークスキー講習会終わる

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

今日の午前中が最後のレッスンです。昨晩は、自分が滑っているところのビデオを見せていただき、後ろ足の膝を曲げすぎている点と姿勢が後傾になっている点がよくわかりました。今日の課題はこの2点を気をつけることとターンをつなげることです。

8:45から滑り始めました。まずは独りで昨日の復習です。特に課題に気をつけて練習をしました。昨日はひじょうに窮屈な姿勢でテレマーク姿勢を取っていて、ひじょうに疲れましたが、今日は少しは楽にテレマーク姿勢が取れました。ターンも多少は連続して決めることができました。

10時からはレッスンです。「昨日よりはだいぶうまくできるようになっているが、やはり後傾になりやすい」とご指摘をうけました。前に足を出すときは足だけでなく、上体と一緒に出さないといけない。右足を踏み込むときはよいのですが、左足の場合はどうも上体が遅れて後傾になり、転倒してしまう。とりあえずは練習を繰り返し、なんとか緩斜面では連続ターンを長く決められるようにはなった。

次は多少角度のある斜面での練習。こうなるとごまかしが効かない。後傾になると転倒です。アルペンスキーはごまかしができるスキーですが、テレマークスキーはごまかしが効かないスキーであることを実感する。板の真上に体が乗っていないといけない。それでも何度か繰り返すうちに多少は感じが掴めるようにはなった。これで最後のレッスンは終了です。

1日半という短い時間かもしれませんが、テレマークスキーというのがどんなものかを十分に体感できました。指導していただいた飛騨古川ユースホステルのペアレント、どうも有り難うございました。あとは独りで練習を繰り返すのみです。それには自分の道具を購入しないといけないのですが、結構な出費になりそうです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 11, 2006

テレマークスキー講習会1日目

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

テレマークスキー初心者講習会1日目。なんと受講者は私だけということで、マンツーマンでレッスンを受けることになりました。指導員は飛騨古川ユースホステルのペアレントです。

まずはテレマークスキーの道具の感想です。レンタルしたブーツはスカルパの T4、板はややカービング気味の幅広板で長さは短めです。ビンディングはワイヤー式のものです。なんと言っても軽い。靴は歩きやすい。山スキーのものより実に歩くのは楽そうです。指導を受ける前にとりあえずアルペンスタイルで滑ってみまたが、普通にアルペンターンができます。これだけでもテレマークスキーの道具を買う価値はありそうです。

さて、肝心のレッスン内容ですが、前日にテレマークスキーのビデオを見せていただき、なんとなく感じはわかっていたつもりなのですが、そう甘くはありませんでした。まずはテレマーク姿勢での斜滑降です。テレマーク姿勢は谷川の足を前に出して曲げ、山側の足を結構曲げる姿勢です。スキーのジャンプの選手が、着地を決めたときに見せるポーズです。これが、結構バランスを取るのに苦労しました。それでも何回かやっているうちに下手ながらになんとかできるようにはなりました。課題は後傾気味であること、および山側に体が傾いていることです。これはおそらくアルペンスキーでも同様な問題があるものと思います。重要なのはスキーの真上に乗っていることだそうです。

次に、山廻りターン、右足を前に出す場合はなんとかできるのですが、左足を前に出す場合は、うまく行きません。実は右足の小指を怪我していて、その影響もあるものと思われます。この怪我は家の中でぶつけたもので、もう1週間は立つのにまだ腫れています。おそらくヒビか骨折のような気がします。帰ったら整形外科にでも行ってみようと思います。それでも痛みを我慢して、下手ながらにできるようにはなりました。

今度は谷廻りターン、山廻りターンよりスピードが出やすいため、結構苦労しました。やはり左足を前に出して廻るのがうまくいきませんでした。

最後に連続ターンの練習です。右足を前に出してのターンはできるのですが、左足を前に出すとどうもダメで、なかなか連続ターンになりません。課題は斜滑降の時と同じです。両足均等加重、すなわちスキーの真上にうまく乗っていないこと、谷方向にもっと体重をかけることです。それでも何回か練習しているうちに多少とも連続ターンが決められるようにはなりました。初日でここまでできるのは結構上出来かもしれません。

レッスンは午前と午後に1時間半ずつで、それ以外は休憩および独りで練習しました。場所は飛騨かわいスキー場です。今日は休日であるにもかかわらず、結構空いていました。マナーの悪いボーダーはここにはいません。地元の人が多いようで、スキーヤーも比較的多く、ファミリースキーを楽しむ人も一家も多かったです。休日だとボーダー連中でえらい混む奥美濃のスキー場とは大違いです。コースは初心者向きが多く、ゲレンデを広く使っての初心者の練習には実に向いているスキー場でした。200602111617000.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 10, 2006

ウイングヒルズ白鳥スキー場から古川へ

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

テレマークスキーの講習会に参加するため、飛騨の古川に来ています。

ここまで来るのは実に大変でした。昨晩、自宅を出発して、奥美濃のウイングヒルズ白鳥スキー場を経て古川まで来たのですが、高速を降りてからと鷹栖ICチェーンから先は慣れないチェーン走行でした。明らかにスタッドレスの方 が楽です。チェーン走行は小刻みに車が揺れて、カーナビはおかしくなるし、 スキー場へ行く途中ではついスピードを出しすぎて180度スピンするし、飛騨 清見から古川までは雪道の峠越えもあり、実に多くのスリルを味わいました。まあ事故に成らず、また事故にも遭わず、無事に着けてなによりです。

ウイングヒルズ白鳥スキー場はまあまあのスキー場でしたが、ボーダーのマナーが悪かった。コースの真ん中でたくさん座っているし、リフトに乗りながらタバコは吸うわ。最低でしたね。ボーダーに比べるとスキーヤーは紳士的です。

何はともあれ、明日からのテレマークスキーの講習会が楽しみです。
200602101707000.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 09, 2006

会計監査

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

office1今日の午後は生態学会の会計監査のために京都にある学会事務局まで行ってきました。ちなみに私は生態学会の会計幹事です。生態学会は昨年から事務局が固定され、土倉事務所内に事務局を構えています。外見は一見普通の家で、中に入っても下宿という感じです。
 
 

office3問題の事務局ですが、写真のようになっています。ここで常勤の事務局員が3名働いています。昨年来たときは何もない部屋だけ見ましたが、一応それなりに事務局として立派な部屋になっておりました。
 

 
事務局の鈴木さんよりいろいろと説明を受け、収支と通帳の残高および現金が一致するか確認を行った。さらにテレビ電話で中根前幹事長からも収支の説明も受けました。

office2今年からは岐阜大学の小泉さんが幹事長です。大変な仕事ですが、応援しますので、頑張ってください。

 

 

 
本日の主な仕事内容
・論文査読と査読結果の送付
・生態学会会計監査
・教室会議の終了間際に参加
・女子大科目概要のゲラチェック
・卒論添削

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 08, 2006

生物学IIの試験結果

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

 今日気がついたのですが、中百舌鳥キャンパスで開講されている科目の成績提出は、なんと今日から16日迄の間にせよとのこと。まだ余裕はあるだろうと思っていたので、実に焦りました。それでもなんとか今日中に生物学IIの試験の採点を終わらせました。

 試験の点数の平均点は70点で、51点から97点までだいぶ点数がばらつきました。これにレポートの点数と出席状況を加味して、最終的な成績を出しました。出席回数と試験の点数には有意な相関がありました(n = 41, r = 0.336, P = 0.030)。この講義では出席を取っていたのですが、半分以下しか出席をしなかったにもかかわらず、試験は受けに来た学生がいました。このような学生の半分はやはり試験の点数が悪く、残念ながら不合格にせざるを得ない状況です。

 学生の今後の勉強のために、模範解答を公開しました。なお、点数を知りたい、あるいは答案を返却してほしい学生は私までメールで連絡してください。

 まだ採点が残っているのは、女子大の方の生態学IIの試験と保全生物学のレポートですが、これは成績提出締切までまだ時間的余裕があるので、来週に行いたいと思います。

本日の主な仕事内容
・生物学IIの試験採点
・3年生の研究室見学:2名が来ました。
・物品の発注と出張伺のポータル画面での入力:結構面倒です。なんで府大はこんなシステムを導入したのだろうか?
・ホームページの更新:国際シンポのBanquetの件、および学生への連絡

| | Comments (2) | TrackBack (0)

February 07, 2006

テレマークスキーをやってみるか!

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

 私は山スキーもゲレンデスキーもしますが、これらの道具はすでに10年以上も使っているものばかりです。おかげでスキー板の裏は傷だらけだし、スキーブーツもプラスチックの劣化のため、いつ壊れてもおかしくない状態です。スキーウエアは先日買い換えたばかりですが、スキー板とブーツもそろそろ買い換えた方が良い時期です。特に山スキーでは山行中にスキーブーツが壊れてしまうと、命に関わる問題になります。

 当初は今流行のカービングスキーの購入を考えていましたが、ふとテレマークスキーのことを思い出しました。テレマークスキーはクロカンのスキー板にエッジをつけたようなもので、アルペンスキーのようにかかとは固定されておらず、独特の膝を曲げるテレマークターンという方法で滑るスキーです。ちなみに山スキーでは登るときだけかかとをフリーにします。山スキーではテレマークスキーを使う人はまだ少数派ですが、その人口は確実に増えています。最近ではゲレンデでもテレマークスキーで滑る人をみることがあります。テレマークスキーは以前は細く軽い板に革靴で滑るスタイルが主流でしたが、今では道具の進歩により、プラスチックブーツに幅広の板で、アルペンスキー並みに快適な滑走ができるようです。

 これはアルペンスキーからテレマークスキーに転向するよい機会と思いました。ただ一度も経験したことがないのに、すぐに道具を購入して独学で始めるのも考えものです。やはり最初はレンタルで道具を借りて、初心者用の講習を受けるべきかもしれません。いろいろと調べたところ、飛騨古川ユースホテルにおいて、良心的な値段でテレマークスキーの初心者講習を行っていることがわかりました。講習期間は金〜日の3日間なのですが、この時期にこの3日間という日程を見つけるのは至難の業です。結局、今週末しか時間が取れないことがわかり、早速、電話をかけて講習会に申し込んでしまいました。

 そんなわけで金曜日は休暇を取ってしまいました。4年生の皆さん、木曜日までに卒論を提出してくださいね。果たして、うまくテレマークスキーが滑れるようになるか、その成果をご期待ください。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

自然選択による進化

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

 朝から生物学IIの試験の採点をしているが、ようやく半分の採点が終わったところである。比較的点数はよいのであるが、自然選択による進化を説明させる問題のみ出来が悪い。今までの経験からして、自然選択と進化の概念を学生に正確に理解させるのは結構大変なことのように思う。これは京大の先生でさえ同じことを言っていた。いくら口を酸っぱくして説明しても、いざ試験となると見事な模範解答というのはなかなかお目にかかれない。なかには進化の総合説はいまだ不十分な理論と思っているものまでいる始末である。
 ちなみに自然選択による進化(適応進化)を説明するとすれば以下のようになる。

 ある環境条件のもとで、その環境に最も適した表現型を持つ生物個体がより多くの子孫を残すことにより、その表現型を支配する遺伝子の頻度が世代を通してその生物集団中に増加すること。このような適応進化が起こるためには、集団中の個体の表現型間に変異があること、その変異の間に適応度の差があること、その表現型が次世代に遺伝することが必要である。この3つの条件が揃えば、自然選択は自動的に働き出すのである。

 結構、論理的な説明であるが、このようにうまく答えられないのは、論理的な思考能力がやはり今の学生には欠けているためだろうか? 論理的思考ができるかどうかは研究者を目指すには不可欠な能力であるが、これをいかにして鍛えることができるかである。理想はセミナー形式であるが、通常の学部の講義でそれを行うのは難しい。やはり4年生になって研究室に配属されてからしか、そのような指導はできないのだろうか。

本日の主な仕事内容
・生物学IIの試験採点
・4年生への説教:卒論作成が遅い! 集中せよ!
・4年生への統計的検定法の指導
・生物科学科の臨海実習についての問い合わせ:青木さん有り難うございます。
・生態学会誌特集論文執筆依頼への承諾:表現型可塑性についての特集を計画中。
・Scienceに掲載された「Evolution of a Polyphenism by Genetic Accommodation」という論文への別刷り請求:Dr. Suzukiさん、すぐにpdfファイルを送っていただき、どうも有り難うございました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 06, 2006

学生の文章能力の無さ

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

今日は1日レポートの採点に追われています。
なんとか実験レポートについては全ての採点が終わりました。
今は昨年末に課題を出した生物学IIのレポートを見ています。

毎度ながら学生の文章能力の無さに呆れています。
文学的にうまい文章は期待していません。
論理的に意味が通じればよいのですが、なかなかそうはいきません。
自分の主張を論理的に説明できていないレポートが実に多いです。

これはやはり他大学ですでに行われているように、大学入学直後に、レポートの書き方、さらには講義の受け方、予習・復習の仕方などについてしっかり教えるべきかもしれません。

それは卒論や修論も同じで、4年生あるいは院生になった直後に「論文の書き方」についてしっかり教えるべきだったと今になって反省しております。

ただ、学生はいつまでも教えてもらうだけの受け身の姿勢ではいけません。
最終的には自分自身で問題を見つけ、それを解き明かす能力を身につけなければいけないのです。
少なくとも研究職を目指すのであれば、絶対に不可欠なことです。

理学部生物科学科の生物学IIのレポートに名無しのものが1通ありました。心当たりのある学生は至急連絡してください。連絡がない場合は該当者を未提出者として扱います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 03, 2006

出題ミスは増加している?

<自然科学ランキングに参加中です。>
1クリックをお願いします。

レポートと試験の採点に追われています。
このような状態がしばらく続きます。
これで卒論もみなければならないので、結構なプレッシャーになっています。

ちょっと聞いた話しですが、入試の出題ミスが増加傾向にあるそうです。
これはもう理由は明らかです。
大学教員が忙しすぎるのです。
独法化で余計な雑用が増えただけでなく、これまで以上に業績を出せ、外部資金を取ってこい、役に立つ研究をやれ、特許を取れ、講義も15回きっちりシラバス通りに行えと、常にやかましく言われています。
学生は学力低下と精神年齢の低さで余計な手間はかかる。
入試は前期、後期、推薦、留学生、大学院入試など多様になって、これだけでもかなりの負担です。
これはミスが起こって当然です。
JRの事故もそうですが、精神的プレッシャーが大きいとミスは起こりやすくなるものです。
いっそのこと、入試は予備校にでも委託してしまえばよいのです。
明らかに今の大学は膿んでいます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 01, 2006

今年度の講義終了

<自然科学ランキングに参加中です。>

本日で今年度の講義が終了しました。
最後の時間を利用して学期末試験も行いました。
ちらっと答案を見た限り、正確に講義を理解しているのかちょっと不安です。
これからしばらく採点地獄が続きます。
今年度は新カリと旧カリが並行して走っているため、講義数が例年より多く、結構な負担です。
すでになっていますが、さらにひどい肩こりになりそうです。

卒研生の卒論作成が遅れています。
明らかに作業に集中していないようです。
なかには大学院へ進学予定の学生もいるのですが、こんなことで大丈夫だろうか。
今の研究職の狭き門を考えると、研究者を目指すのであれば、生活の全てを研究に捧げる覚悟が必要です。
研究者および専門職に就くことは目指さないのだろうか。
いずれにしても出てきたら説教です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

国際シンポジウムプログラム決定

大阪府立大学主催の生物多様性に関する国際シンポジウムのプログラムが全て決まりました。

シンポジウムの詳細についてはBDCE2006をご覧下さい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« January 2006 | Main | March 2006 »