新潟へ行ってきました
新潟に行ってきました。大寒波が来ていましたが、無事に飛行機が飛び、予定通りに生態学会大会企画委員会と大会実行委員会の合同会議に参加して戻ってくることができました。以下はその記録です。
12月17日
アンコウ鍋を食べに、もとい、新潟での会議に参加するために伊丹空港に向かう。今年一番の大寒波がやってくるということだったが、時間通りに離陸。伊丹からは私の他に難波さん、中静さん、生態学会事務局より2名が一緒に乗り込んだ。
1時間ほどで新潟空港に着陸。一応、新潟は雪で真っ白になっていたが、なんと雨であった。大寒波は今夜あたりからやってくるようだ。空港へは新潟大の箕口さんが迎えに来てくれていた。
札幌からの斉藤さんの到着を待つ間、中静さんと難波さんと私の3人で、地ビールのスワンレイクビールを飲む。私が飲んだポーターは真っ黒い色で濃厚であったが、フルーティー感もあり、結構うまかった。やがて斉藤さんが到着して、箕口さん運転の車で生態学会大会が行われる朱鷺メッセへ向かう。
朱鷺メッセに到着して、まずは展望ロビーに行く。新潟市内が一望できる。天気が良ければ飯豊連峰も見えるそうだ。我々は昼食を食べていなかったが、学会会場で売る弁当の試食コンペがあるといので、それまで我慢することにする。
合同会議はまず会場見学から始まった。大阪国際会議場なみの立派な会場である。なんと自治体からの補助で会場費はカバーできるそうである。地方都市は自治体からの補助という点では恵まれている。その点、大阪などの大都市は、常になんらかの会議があるため、補助金はほんのわずかか、まったくないかである。新潟大会は事前登録者も多く、予算面ではかなりの黒字になりそうとのこと。
次は弁当の試食コンペ。会場の近くには昼食を食べられるお店があまりないとのことで、弁当の販売を行う予定。候補会社は3つで、それぞれから500円と1000円の弁当が届いていた。早速試食、昼食を食べていなかったせいか、つい食べ過ぎてしまった。圧倒的多数の意見で1社が選ばれた。ただ、500円と1000円の差があまりなく、500円と1000円の弁当を並べて売ると、1000円の弁当は売れないのではないかと思う。
それからEAFES関係の確認事項を詰める。オープニングやクロージングの式次第、留学生アルバイトの配置など。そして生態学会大会の確認事項を詰める。各部会長からの報告。企画シンポ・公募シンポ・自由集会についてはシンポジウム企画部会の私が報告した。企画シンポの内容について簡単に紹介し、日程などについて報告を行った。大会企画委員会、EAFES実行委員会、新潟大会実行委員会の連携が実にうまくいっており、全て順調に進んでいるという感じであった。
会議は17時半には修了。ホテルは新潟大会実行委員会に取っていただいたニイガタステーションホテル。インターネットが使えないのが不便であるが、朝食込みで4650円は安い。
懇親会はホテルの道路を挟んで向かいにある「味どころ金剛」で行われた。メニューは楽しみにしていたアンコウ鍋。失敗は弁当コンペで食べ過ぎてしまったことである。味にはそれほどインパクトを感じられず、あまりお腹にも入らなかったのが残念であった。その分、新潟の地酒には堪能できた。八海山、〆張鶴などを堪能した。2次会は蕎麦屋で、名物のへぎそばと越の寒梅を堪能した。ホテルに戻ったのは23時半であった。以下は懇親会ででた話題。
泣きはダメよ。
今回の大会は締切等を厳しくし、妥協はしない方針。泣いてもダメ。なんと国際哺乳類学会では受付で泣いた者がいたそうである。泣いた場合は我々も一緒に泣いてあげます。
我々は
東大のS先生は、自分の意見でしかないのにもかかわらず、「我々は」と言う。「我々」はどうやら1人らしい。
12月18日
若干、寝不足気味で起床。朝食を食べて、9時ちょっと前ぐらいに紙谷さんと箕口さんが車で迎えに来てくれた。この時は吹雪いていた。まずは懇親会場の見学。会場はホテルオークラという一流ホテル。ここはいいです。実は今年、京都ホテルオークラに泊まったことがあります。懸賞で当たったからです。5000円のビジネスホテルとはだいぶ違います。実に快適でした。ホテルオークラ新潟もなかなか立派です。外国人招聘者はここに泊まらせてくれるそうです。懇親会では鏡割りを行って、地酒が振る舞われる予定。久しぶりに関島さんにも会った。彼とは院生の時からの付き合いであるが、実に7年ぶりであった。
懇親会場見学の後は、朱鷺メッセで昨日に詰められかった事項について詰めた。懇親会の式次第。外国人招聘研究者の予算のこと、プログラム・要旨集原稿の締切など。エコカップ(フットサル大会)は23日に行われます。これで会議は終了。
新潟はラーメンも割においしいということで、昼食は会場近くのラーメン屋でとる。鰹のだしが効いたあっさり味である。問題は飛行機が飛ぶかどうか。県外へ向かう高速道路およびJRは不通とのこと、風は強いが、晴れ間が見える。どうやら寒波の影響は山間部だけのようである。空港へは紙谷さん、箕口さんに送ってもらう。途中、新潟ふるさと村にもよっていただき、正月用のお酒も購入することができた。空港では越後ビールを飲んだ。時間通りに飛行機も飛んでくれた。
寒波の影響で不安ではあったが、実行委員会の皆さんのおかげで、実に快適な会議でした。どうも有り難うございました。
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