今年最後のフィールド
大阪に来てからの7年間、毎年、和歌山県高野口町を流れる紀ノ川のヤナギ河畔林で、ヤナギと植食性昆虫の調査をしています。この7年間でわかったことは、河川の氾濫の有無がヤナギを介して植食性昆虫群集の季節消長に影響を及ぼしていることです。今年の調査は先週にすでに終わっていますが、今日の午前中はマークしたひもをはずすなど後片付けを行ってきました。これで4月までは紀ノ川ともお別れです。ここの調査地の近くには「やっちょん広場」という野菜・果物などの直売所があり、スーパーなどよりもだいぶ安い価格で新鮮なものが購入できます。ちょっと行けば温泉もありますし、実にいいところです。
大学に戻ってからは、生態学会関係の雑用をこなし、revisedの論文を再投稿しました。久しぶりの論文アクセプトを期待したいところです。最近はどのジャーナルも電子投稿になり、受理までの時間は短くなりましたが、英文まで訂正してくれることはなくなりました。「英文が悪いからネイティブスピーカーに見てもらえ」の一言です。
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