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December 14, 2005

種間競争

 朝、8時半に研究室に来てメールをチェックすると、ひじょうに嬉しい知らせがありました。先日、Environmental Entomologyに再投稿したrevised論文が、些細な改訂でアクセプトという知らせです。これで久しぶりに第1著者での論文が出ます。

 今日も1限が講義でした。大阪女子大最後の学生へ「生態学2」の講義で、今日の話題は「種間競争」です。種間競争と言えば、まずはニッチの説明です。ニッチとは、ある種がその個体群を維持することができる環境要因や生活資源の範囲のことをいいます。理論的には、ニッチが同じくする2種は種間競争のためどちらかが絶滅してしまいます。ところが自然界ではニッチが同じと思われる生物種が共存している姿を結構見かけます。このような現象はニッチの分割で説明できます。2種が出会った場合にどちらかが行動的に相手を避ける、あるいは種間競争の結果、餌資源の分割を促進する形態の進化が起こるなどです。今日はなんとか切りのよいところで講義を終えることができました。

 講義後は、アクセプト通知があった論文の些細な点を直し、昼食後にさっそくオンラインで再々投稿しておきました。とりあえずこれは一段落です。次は、Oecologiaにrevisedでリジェクトされてから、かなり長い期間放置していた論文を、いい加減そろそろ書き直してどこかに投稿することです。

 ところがそのような時間は大会企画委員会関係のメールへの対応でなくなってしまいます。あっという間に夕方になってしまいました。しかし、講演やシンポ・自由集会の申込締切が過ぎた後でも、いろいろと変更したいとかわがままが実に多いです。シンポジウム企画部会もだいぶストレスがたまっていますが、プログラム部会の皆さんもかなりいらいらしているようです。週末の新潟での合同会議の懇親会は、みんな爆発して大荒れになるかもしれません。

 昨日書き忘れたことですが、ここ最近、研究室ホームページの更新をかなり行いました。早速、その効果が現れました。昨日、他大学の学部生から大学院受験を前提とした研究室見学の問い合わせがありました。研究室のホームページを充実させることは、外部から学生を獲得するうえで結構重要かもしれません。

 そろそろ今日は限界です。生態学会新潟大会関係のことで頭が膿んできました。早いですが、今日はメールへの返事をしたらもう仕事を終わりにします。

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