滝畑にて大学院生を対象とした自然観察の授業
先日の土曜日(2026年5月30日)は、大学院の授業の一環として、自然観察会を河内長野市の滝畑にて行った。
目的は、興味深い生態、行動、形態をした動植物を見つけて適応的意義について考えてもらうことにある。今年は天気に恵まれ、快適に観察会を行うことができた(昨年の様子)。残念ながら野生のランであるサイハイランやコケイランの開花が終わっていたが、今回も十分に興味深い動植物を観察できた。
千石谷大滝15m
以下に観察できた動植物を紹介する。まずは植物編である。
ユキノシタ
薬草や山菜などとして利用される。
ウツギ
山野に普通にみられ、5〜6月に白い花をよく見る。
ミズヒキ
秋にミズヒキのような紅白に見える花序をつける。
ウリノキ
結構普通に見られる樹木。
キツネノボタン
花弁に光沢があるのが学生の興味を引いた。全草に刺激性の有毒成分を含む。
キツリフネ
花に2型(閉鎖花と開放花)がある。
イタチハギ(侵略的外来種・重点対策外来種)
この植物の種子を利用するイタチハギマメゾウムシも外来種で、研究対象にしている。
次に動物編である。
テングチョウ
林道の日当たりの良いアスファルト上に大量のテングチョウがとまる。テリトリーがあるようで、近づいた他個体を追い払う行動が見られた。性別は不明だが、全てがオスならばレックとしての機能がある? 今後も追跡調査をしてみる研究上の価値はありそうである。レックとは、資源とは特に関係の無い場所に集まった雄が、そこで小さな縄張りを作り、求愛のディスプレイを行う。
ヤマトフキバッタの幼虫
産卵中のスジグロシロチョウ
ニホンカワトンボ
ミヤマカワトンボのオス(左)とメス(右)
タカハタ
カワヨシノボリ
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