水後山とワンゲル部山小屋周辺の自然
ワンゲル部山小屋の竣工60周年祭の前日に、遅めの出発で、満天の湯から水後山を往復してきた。
8月中は職場の引っ越しがあり、山に行けず、9月に入ってからようやく渓流釣りには行っていたが、ハイクは実に久しぶりである。これから冬山に向けて体力を向上させていかねばならないが、まずは軽いハイキングでリハビリスタートである。
最初は植林の中の登りである。
登山道は途中からウイングヒルズ白鳥スキー場のゲレンデの端を通る。夏場はかんかん照りとなるため、暑くてとても登れない箇所だが、ようやく涼しくなって登る気になれる。
アキノキリンソウと吸蜜中のウラナミシジミ。
ミドリヒョウモン。
ミズナラのドングリ。
クリの実も落ちていた。
ゴンドラの山頂駅まで登った。この直下は急登であった。
振り返ると毘沙門岳と白鳥高原が眺められる。よい天気である。
ゲレンデから樹林の中の道に入る。
ヤマウルシが鮮やかに赤く紅葉していた。
ナナカマドには鮮やかな赤い実が実る。
トチノキの実。中にはクリに似た種子が入っている。
ブナ林の中を歩く。
ブナには実が実っていた。この秋は木の実は豊作のようだ。
大きな岩があって、左から巻いて登る。ここは冬にスキーで行くと、雪壁になっていて登りに難儀するところである。
水後山までもう少しである。
登り切った所が水後山の山頂である。時間があれば鎌ヶ峰を経て大日ヶ岳まで登ることができる。冬はこの先は細い稜線となり、前谷川側に雪庇が発達する。そのためスキーでは水後山までとなる。
大日ヶ岳方面の眺め。
大日ヶ岳の右側には乗鞍岳と木曽御嶽山が眺められる。
さらにその右には中央アルプスから恵那山も眺められる。見事な快晴で、山もよく見えた。
山頂部によくいるキアゲハ。山頂で十分に展望を楽しんだので、そろそろ往路を戻るとするか。
戻る途中で、白鳥の町を見下ろす。
枯れ木に古くなったウスヒラタケを発見。
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チャイロスズメバチが日光浴していた。このハチの女王バチはキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、家主の女王を殺して巣を乗っ取るという生態をもつ。
ゲレンデ上ではトノサマバッタをよく見かけた。褐色型ばかりで緑色型は見なかった。
山小屋周辺では以下の動植物も観察できた。
アオバト。山小屋のすぐ横にあるカラマツの木にいた。
ウグイス。なかなか姿を見せないが、山小屋周辺の草むらに潜んでいる。結構地味な色で、秋はホーホケキョとは鳴かず、チッチッという地鳴きしかしないので、ウグイスとわかる人は少ないかもしれない。
ユウガギクで吸蜜するイカリモンガ。チョウのように見えるが、ガの仲間である。
ミゾソバ
ヤマハッカ
林道上にはえていたキノコ(種類不明)
展望と自然を楽しむことができた1日であった。紅葉にはまだ早かったが、色づき始めた木々の葉はあり、ブナ、ミズナラ、クリ、トチなど秋の実りも十分な模様で、この秋は山の動物たちとっては餌に困らないかもしれない。クマの人里への出没も減ってくれるとよいのだが。
GPSログ等の記録はヤマレコにアップしている。




































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