August 14, 2017

奥美濃 前谷川支沢 阿弥陀ヶ滝上流部の探索

石徹白川母御石谷を遡行した翌日は、隣の笠羽谷を遡行する予定でしたが、夜から早朝まで降り続く雨で気分がすっかり意気消沈。ところが雨は止み、雲の間から青空が見えてきました。笠羽谷に行くにはちょっと時間的に遅いので、ワンゲル部の山小屋から近い阿弥陀ヶ滝の上流部を探索することにしました。

【日程】2017年8月6日(日)
【山域】奥美濃
【渓谷名】長良川水系 前谷川支沢 阿弥陀ヶ滝上流部
【メンバー】Iくん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】桧峠8:18〜県道314号ヘアピンカーブ8:39-57〜沢9:11〜阿弥陀ヶ滝落口9:19〜2段10m滝11:20〜遡行終了(県道314号交叉地点)13:10-20〜桧峠13:30

阿弥陀ヶ滝は落差約60mで、日本の滝100選、岐阜県名水50選にも選ばれ、東海一の名瀑として有名な観光地となっています。さすがにこの滝を登ると社会問題になりそうなので、檜峠から県道を20分ほど歩いた所から阿弥陀ヶ滝の落口に藪漕ぎしながら下降し、その上流部を県道が横切る所まで探索してきました。

P8060046

桧峠に車を駐車して、ここから徒歩で県道314号を白鳥方面に向かう。

P8060047

道路脇に咲くオニユリ。

P8060048

桧峠から20分ほど歩いたヘアピンカーブのところが沢への下降地点。沢までは比較的緩やかな尾根が伸びていて、ほぼ南方向に下降していくことになる。

P8060049

出だしは少々藪が濃いが、ここだけ。

P8060051

林内は比較的すっきりしていて歩きやすい。一応、踏み跡らしきものはついている。

P8060053

沢に出る直前で正面に滝が見えて、少々焦る。最後は少々ササを漕いで沢に出ると、見えた滝は支沢の滝でした。

P8060052_2

本流はちょうどナメのところでした。阿弥陀ヶ滝の落口を目指して、下流に向かう。

P8060054

4mほどの滝がありましたが、階段状でしたので、容易にクライムダウンできました。

P8060055

4m滝のすぐ下が阿弥陀ヶ滝の落口でした。

P8060057

阿弥陀ヶ滝の落口から下を覗き込むIくん。下には観光客がいますので、あまり目立たないようにしましょう。

P8060058

それでは阿弥陀ヶ滝上流部の探索に行くとしましょう。再び4m滝を越える。滝下は深い釜になっています。

P8060060

沢への下降地点からは、距離は短いですがナメとなっています。

P8060061

しばらく進むと、深い釜を持った1mほどの小滝が現れた。ここは右から越える。

P8060062

その後はしばらく平凡な流れとなる。昆虫研究者2名という組み合わせなので、虫などを観察しながらゆっくり進む。

P8060065

いきなり2段10mの立派な滝が現れる。シャワーは浴びるが、階段状なので直登は容易でした。

0024_xlarge

滝上は再び平凡な流れとなる。

0026_xlarge

途中で、ヒキガエルを飲み込もうとするヤマカガシを発見。

0027_xlarge

ヤマカガシは毒蛇ですが、その毒は自分で合成したものではなく、餌であるヒキガエルがもつ毒が蓄積したものです。

P8060067

なんとナメコ発見! 沢に横たわっていたミズナラの倒木から発生していました。ナメコは秋に発生するキノコですが、稀に冷夏の梅雨時に発生することもあるそうです。沢のすぐ上に倒れた倒木は、低めの温度と適度な湿度条件に晒されることになるので、ナメコは季節を勘違いしてしまったのでしょうか? 少々持って帰ってナメコ汁にしましたが、正真正銘のナメコでした。ただし味と香りは旬のものよりも薄い感じでした。

P8060073

藪が沢に覆い被さってくるようになってきたところで、沢は県道314号と交叉します。この先は藪が濃そうなので、ここで遡行終了としました。ちなみにこの沢にはフナサコ沢という名前があるそうです。

P8060075

遡行終了地点は、ちょうどウイングヒルズ白鳥と満天の湯の看板があることろです。

阿弥陀ヶ滝上流部はお手軽に沢遊びができるところでした。沢登りの入門にはよさそうですが、下降開始から遡行終了まで3kmほどなので、本気で遡行すると2時間もかからないかもしれません。前回に遡行した荒倉谷川とハシゴするのがよいかもしれません。

遡行図は近日中にアップします。

| | Comments (0)

«奥美濃 石徹白川 母御石谷